日本とスイスの大学生が実力発揮! 北欧インテリア部品でつくったおしゃれなおもちゃを展示
フィンランドのインテリアブランド、アルテックとECAL/ローザンヌ芸術デザイン大学(以下ECAL)、そして、武蔵野美術大学が共同で行ったプロジェクトの成果を発表する展示「ECAL + MAU toys with Artek」が、表参道のアルテック直営店 Artek Tokyo Storeで開催中。
このプロジェクトは、さまざまな理由で販売することができなかったアルテックの家具や部品を使って、学生たちが自由な発想で子ども向けの \
日本での展示にあたり、ECALのインダストリアルデザイン科の学科長であるステファン・アルマ-ボワサール氏が声をかけたのが、親交のあるプロダクトデザイナー、熊野亘氏。彼が准教授を務める武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科から、クラフトデザインコース木工専攻とインテリアデザインコースの学生が、各7名ずつこのプロジェクトに参加することに。1週間という限られた時間の中で、独創的な作品を製作した。
熊野氏は今回のプロジェクトについて、アルテックの家具や部品を学生がカスタマイズするおもしろさを口にする。「アアルトがデザインした家具はパーツがすごくシンプルで、だからこそ多様性や懐の深さがある。自由でなにをしてもいい学生の強みにうまくハマりましたね」
【写真】左から/ECALインダストリアルデザイン科学科長のステファン・アルマ-ボワサール氏、ECALディレクターのアレクシス・ジョルジュコッポラ氏、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科准教授の熊野亘氏