• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
城マニアが全国の“矢穴”や“刻印”を熱量たっぷりに紹介 ニッチに刺さる同人誌『おもしろ石垣ずかん』
2023-08-13
城マニアが全国の“矢穴”や“刻印”を熱量たっぷりに紹介 ニッチに刺さる同人誌『おもしろ石垣ずかん』

 暑い夏、けれど懐かしいふるさとなど遠方へお出かけの機会もある時期ですね。今回は観光地になっていることも多い、日本のお城の中でも特に石垣に注目した同人誌です。


『おもしろ石垣ずかん-矢穴編-』B5 32ページ 表紙・本文カラー
『おもしろ石垣ずかん-刻印編-』B5 28ページ 表紙・本文カラー
著者:いなもとかおり
 こちらの同人誌は全国津々浦々を巡る城好きの作者さんが出会ってきた石垣を中心に、その面白さや実例を解説と写真で紹介されています。作者さんはお城や城跡を見て回る中で、美しく積み上げられた高い石垣にマークが彫られているのが目にとまり、そのあまりのかわいらしさにカミナリが落ちたような思いになったそうです。

 ご本は、当時の作り方がうかがい知れる『矢穴編』と、さまざまな印を読み取る『刻印編』の2冊を出されています。
 『矢穴編』では、石を適切なサイズにするために岩盤に穴をあける作業でできた“矢穴”の例がたくさん掲載されています。矢穴の跡は城だけでなく、石が採掘された地方にも残されているのだとか。完成した石垣や採掘場で見ることのできる点線のような跡……狙い通りの形に割ったり、ちょっぴり失敗したかも? なんて様子がそこから推察できるのですって。大きな石をたくさん扱う事業、そりゃあ簡単にばかりはいきませんよね。歴史年表に名前は載らないかもしれませんが、その時代に手を動かし、石垣を作り上げた人たちの姿が感じられ、わくわくしてきました。

 さらに、これまで発表された本や文献などを作者さんの見解でまとめ、石の写真にはくすっと笑ってしまうようなテンションでコメントがつけられているので、当時の職人たちのお仕事ぶりが目に浮かび、今では苔むした巨石に残された点々……そこに人の息吹があざやかに立ち上ってきます。本文もフルカラーなので、年月を経た石の様子が分かりやすいのもうれしいです。
 『刻印編』には、もっとはっきりと作業した人たちの主張を見ることができます。城の石垣には実はさまざまな印が入り乱れて残されており、その目的も「作業した担当範囲の明確化」「作業時の順番を示す」「おまじない」など目的はいろいろだったと推察されています。

 中でも作者さんも「僕がやりましたアピール」では? と注目されている主張に、私もほのぼのしました。石垣の中には“十六人”“二十四人”などの人数が記されている入れているものがあります。仕事に関わった人数だとしても、なぜそれをわざわざ刻む必要が? ……チームのPRだとしたら仲間内の結束を感じるようで、なんともかわいらしいではないですか。

 石という壊れにくいものに刻まれたからこそ、今に伝えられた姿が分かりやすく示されること、そしてなにより明るく楽しく説明されることで、見過ごしてしまいそうな痕跡が、人々がひとつひとつを手で作ってきたという確かな存在を感じ、胸躍ります!

 石垣の鑑賞は、実は草木に邪魔されない冬の方がおすすめだそうですが、帰省や旅行に出掛けるいま、楽しみを知る良いチャンスかもですよ。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/b2c01cb95a3d4283978b48d6a7ccc9d6daf36614

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • <司書のコレ絶対読んで>「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵
    2024-05-29

    藤井聡太八冠、瀬戸際の戦い 将棋叡王戦、31日に第4局
    2024-05-29

    住所要件の指摘受け自主的に転入 東京・足立区の20代選管委員・古野香織さん
    2024-05-30

    日テレ、意思疎通できず信頼喪失 「セクシー田中さん」の調査結果
    2024-05-31

    “家形埴輪”大集合、総選挙も 「住宅展示場の気分で」、奈良
    2024-06-01

    鎌倉幕府の地頭から海の武士団・松浦党に…古文書群「青方文書」からみる中世の漁業や製塩事情
    2024-06-01

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    杉真理×和田唱がビートルズをとことん語る!NHK-FMの人気番組「ディスカバー・ビートルズ」がオンライン講座として復活!
    2024-06-02

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-02

    特別展 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ 
    2024-06-04

    第34回福岡アジア文化賞受賞者が決定。大賞は真鍋大度
    2024-06-04

    「君たちはどう生きるか」展 第二部 レイアウト編(三鷹の森ジブリ美術館)レポート。絵を描くことの営為、そして苦悩も見せる
    2024-06-04

    アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
    2024-06-04

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    「UESHIMA MUSEUM」が開館。屈指の現代美術コレクションを一般公開
    2024-06-05

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛