• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「読み終えることのできない本に出会う」とき、可能性の花が開く
2022-12-31
「読み終えることのできない本に出会う」とき、可能性の花が開く

 浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。

 「信仰」に造詣の深い当代きっての論客二人が、「宗教の本質」について書簡を交わす本連載。

 釈氏が「読む」ことの宗教性について思索をめぐらせた前回の書簡(第五信・A)に対する、若松氏の返信を公開する。

 第一信・Aはこちら
 たいへんお待たせいたしました。申し訳ございません。その間、テレビの収録でお目にかかることもありました。

 すでにお知らせしましたように今年(二〇二二年)の三月で、大学を退職いたしました。辞めるにはそれなりのおもいがあるのですが、内的には若い人たちに言葉を届ける試みも大学に固執する必要がないことがはっきりしたというのが、もっとも大きな要因でした。

 この八ヵ月ほどの生活の変化は、これまでの人生でもっとも大胆なものの一つで、この書簡のペンをとることのないまま、時間が過ぎてしまいました。とはいえ、釈さんほど多忙ではないのですが、非力であることを痛感しております。

 さて、往復書簡を行っているあいだは、極力会わない方がよい、と申し上げたことがあるかと思います。

 それは、待つ間、たとえ、ペンを動かしていないあいだも、相手のこと、あるいは深めようとしている問題を感じることができるからで、お手紙申し上げなかった間、「読む」とは何かを考え、さまざまなところでの釈さんのご発言にも学ばせていただきました。

 お手紙に書いてくださいましたように「読む」とは何かを考えるとは、自分にとっての人生の一冊を見つめ直すことであり、19世紀フランスの詩人たちの言葉を借りれば、霊感(インスピレーション)の源を探ることでもあります。

 現代人は、「読む」とは何かを深く感じる前に何を読むのかに心を砕きがちです。なかには読書法に関心を寄せる人もいます。しかし、まず、考えてみなくてはならないのは何を読むのかではなく、「読む」とは何かであるように思うのです。

 これまで「信じる」とは何かという問題をめぐっても考えを深めてきました。仮に、信じるとは何かを感じ入る前に、何を信じるべきかを考え始めるとします。そこに待っているのは、とても恐ろしいものである場合があるのは、昨今の社会事情を見ても明らかです。信じるとは何かにおもいを致さないで宗教に対峙するとき、人は、真に宗教と呼ぶべきものと「偽・宗教」と呼ぶほかないもののあいだで耐え難い苦しみを経験することすらあると思います。

 ある僧の本を読んでいて、とても興味深い言葉に出会いました。昨今は、宗教は信じる対象であるよりも学ぶ対象になった。人々も「教養」の話をもとめ、「信心」の話を遠ざける、というのです。

 教養としての宗教に向き合うのは無意味だとはいいません。しかし、そこにあるのは、剥製としての宗教で、生きた宗教ではないかもしれません。祈りとは何かを解説されても、祈りの本義は伝わってこない。それは、蝋細工の食べ物を味わおうとしているのに似ているかもしれません。見た目は近似している。しかし、そこにはいのちの躍動も匂いも存在しないのです。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/c00144798876b704b4660fbd02d00cd5d29f6e33

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 美術館の裏側を伝える展覧会「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」レポート
    2024-05-29

    歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    藤井聡太八冠、瀬戸際の戦い 将棋叡王戦、31日に第4局
    2024-05-29

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    入試問題は白黒です 「わかりやすさ」「カラフル」は逆効果、自分で図を書くべし 桜井信一の攻める中学受験
    2024-05-31

    あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法
    2024-06-02

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    まだ無名だった作曲家エルガーが、婚約の贈り物として捧げた名曲【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-01

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    写真家たちは強大な権力の抑圧にどう抗ったのか。バルト三国の写真家に焦点を当てる展覧会をレポート
    2024-06-04

    現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開
    2024-06-04

    第34回福岡アジア文化賞受賞者が決定。大賞は真鍋大度
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    京都・祇園祭の「長刀鉾」稚児決まる 記者会見で「頑張ります」
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛