2023年の福を呼ぶ! 188人のクリエイターが手がけた招き猫オークションが開催。
焼き物の地、愛知県瀬戸市の職人が新たに型を起こし作陶した素焼きの招き猫。真っ白な猫をキャンバスに、188人のクリエイターが自由に装飾した世界で一つの作品、188点が展示中だ。クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで同時開催となり、1990年から32年間続くチャリティープロジェクトである本展。2023年8月に同2つのギャラリーが終了し、9月に新スペースをオープンするのに伴い、プロジェクトの最終回として開催された。
個性豊かな発想と手技でさまざまに解釈された招き猫がずらりと並ぶ様は圧巻だ。参加クリエイターは過去2つのギャラリーで出展されたデザイナーやイラストレーターなどで、作品は会期中シークレットオークション形式で販売される。特設サイトにて最低1万5000円(税抜)から入札ができ、締め切り後に初めて落札できたかがわかる仕組みだ。
製作費を除く収益はセーブ・ザ・チルドレンに寄付される。どれにいくらで入札するか迷いながら巡るのも楽しい。G8に比べガーディアン・ガーデンでは若手作家の作品を展示しており、ギャラリー間は徒歩で行けるのでどちらも足を運ぶのがおすすめだ。今年最初のラッキーアイテムを手に入れたい。
〈クリエイションギャラリーG8〉東京都中央区銀座8-4-17 1F。〈ガーディアン・ガーデン〉 東京都中央区銀座7-3-5 B1F。~2023年1月21日。11時~19時。日曜・祝日休。