松潤、松ケンに仲 里依紗に冨永 愛! 世は「時代劇」再ブーム時代? ‟勝手にちょんまげ神7”も発表
その流れで、2023年も時代劇に興味を持ち、大河ドラマ「どうする家康」と「大奥」にドップリである。細かい時代背景がわからなくとも、まばゆいばかりの役者勢の演技と袴と着物姿、チャンバラ、城の廊下で家来がひれ伏すハハーッに悶えている。
「どうする家康」は松本 潤がとても良き。あんなに近代的な顔をしているのにちょんまげも似合うとは奇跡。まだ頼りなさ99.9%、イライラポイントも多い家康だが、それでも「大物になるまで待つわ」と守ってたくなるのは松潤だからこそ。
それだけではない。追い詰められたらスイッチが入り、ハッタリ上等で「寅の年、寅の日、寅の刻生まれのワシに任せれば大丈夫!」的になる。しかしすぐあとで、あの真ん丸な目を見開き「どうすればええんじゃあ!」とオロオロ……。その情緒不安定ぶりが、我が思い出と重なるのだ。
実は若かりし頃、仕事が欲しいあまり「私にしか書けませんよこれは!」と強く言いきり、実力も量もオーバーな仕事を請けたことがある。ホテルに帰って正気に戻った途端、「どうすればええんじゃー!」状態になった。まさか松潤(元康)と自分がシンクロする日が来ようとは……。応援しないわけにはいかない。
何を考えているかよくわからない山田孝之の服部半蔵、そしてヘリクツをこねる松山ケンイチの本多正信も楽しみだ。
ドラマ10「大奥」は、マンガから飛び出したような凛々しい冨永 愛、知的で儚い堀田真由、「べたっ」と画面にへばりつくような色気をたぎらせる仲 里依紗というバトンリレーが素晴らしく、やめられないとまらない状態となっている。
特に仲 里依紗、恐ろしい子……! あまりにも煌びやかかつ妖艶かつふてぶてしいエネルギー。私はドラマ視聴後、すぐ彼女の公式YouTubeチャンネルにお邪魔した。すると、
「こんにちょわ~ん。仲 里依紗どぅえ~~す♪」
おおうッ!? あまりのギャップにコーヒーを噴き出してしまった。自由。現世でも自由。ううむ、セブンイレブンの辛子明太子おにぎりを頬張る綱吉様、嫌いじゃない! そういえば映画『時をかける少女』でも、彼女の迸る生命力がスクリーンから溢れ出るようで見惚れたっけ。あれから13年。ギャルパワーが衰えるどころか、バージョンアップしているではないか。本当にタイムリープしている説が私の中で勝手に浮上している。
仲 里依紗の動画がなによりありがたかったのは、「時代劇も肩の力を抜いて観てOK」と思えたことだ。私は歴史の知識があまりないし、時代劇にも詳しくはない。おかげで見方がひたすらミーハーだ。
それでもいいじゃんいいじゃん――。彼女の動画を見てとても気楽になった。2月28日からは、冨永愛&中島裕翔による「八代将軍吉宗・水野祐之進編」に突入。予告の、冨永愛吉宗の「たわけ!」がかっこよすぎてすでに無限リピート。本編が楽しみ過ぎる!