子どもの守り神として信仰される「津嶋神社」 普段立ち入れない本殿に続く橋が夏季大祭の2日限定で開放…日本一営業が短い駅も【香川発】
普段は通行できない本殿へ続く橋だが、入り口も開いていて、多くの人が訪れている。
三豊市三野町沖の小さな島にある「津嶋神社」。毎年、夏季大祭がある8月4日と5日の2日間だけ島に渡ることができる。
河野有紀記者:
島に渡って鳥居が見えて来ました。本殿へと続く階段の下にはベビーカーが並べられています
津嶋神社は、子どもの守り神として信仰されている。4日は新型コロナウイルスが5類に移行してから初めて迎える夏季大祭で、朝早くから家族連れを中心に多くの参拝者が訪れていた。
訪れた人は、「子どもの健康を願ってきた。今後も参拝したい」「(子どもは)0歳、まだ生まれたばかり。「こすずちゃん元気に育って!」という感じ」「愛媛から来た。孫の成長をお願いしてきた」と子どもの成長祈願に来ていた。
にぎわっているのは神社だけではない。
日本一営業日が短いで有名なJR予讃線「津島ノ宮駅」。2023年は記念の入場券も販売されている。
最寄り駅の「津島ノ宮駅」は、夏季大祭に合わせて1年に2日間だけの営業だ。
JR四国多度津駅・佐野浩二駅長:
多度津駅の社員が中心だが、近隣の駅から応援に来てもらっている。2022年は2日間で7,000人くらいだったが、それよりはだいぶ多い
JR四国によると、5日には上下線合わせて21本の普通列車が停車したという。
(岡山放送)