知恩院で一足先に「ゴーン」 京都、除夜の鐘試し突き
「えーい、ひとーつ」のかけ声に合わせ、僧侶16人が鐘を突く撞木につないだ細い綱を引いた。「そーれ」の声で、別の僧侶があおむけで綱にぶら下がるようにして、思いっきり鐘をたたいた。僧侶たちは交代しながら約60回、鐘を鳴らした。
鐘は江戸時代の1636年鋳造。高さ約3.3メートル、直径約2.8メートル、重さ約70トンで国内最大級という。本番の31日は午後10時40分ごろから年をまたいで108回突く。
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