大賞に「私だけ聴こえる」 最後の文化庁映画賞

大賞に「私だけ聴こえる」　最後の文化庁映画賞

2022-09-20

　文化庁は20日、優れたドキュメンタリー映画を表彰する2022年度の文化庁映画賞の大賞に、ろう者を親に持つ少女たちの日常に迫った松井至監督の「私だけ聴こえる」を選んだと発表した。同庁は複数の顕彰制度を芸術選奨に集約する方針で、映画賞としての贈呈は最後となる。

　親が聴覚に障害があるものの、本人は聞こえる子どもは「コーダ」と呼ばれ、松井監督は米国のコーダのコミュニティーを長編映画に記録。「家族との関係にゆれ動く少女たちの思春期を丁寧で的確な観察で捉え、福祉や差別を超える普遍的な視点を提案した」と評価された。

大賞に「私だけ聴こえる」　最後の文化庁映画賞

白と黒で奏でるインスタレーション　渡辺信子が京都で「Ｗｈｉｔｅ　ａｎｄ　Ｂｌａｃｋ」

黒柳徹子さん、北京で特別授業　「日本語勉強続けて」

「ねこクラゲ」被告、脱税認める　原稿優先で申告せず、福岡地裁

『マッドマックス：フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか？ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する

〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち

【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」？

映像化は「作家の意向第一」と小学館が指針

ジャスパー・モリソンの名言「…が「普通」のものより役にたつことはない。」【本と名言365】

「2億円トイレ」のイメージ図など公開　大阪・関西万博

イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。

「UESHIMA MUSEUM」が開館。屈指の現代美術コレクションを一般公開

「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る

「梅津庸一　エキシビションメーカー」（ワタリウム美術館）開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる

石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ

スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立

「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ

105歳で死去した画家弥勒祐徳さん　おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く

島左近の墓、京都の寺で発掘調査　三成の腹心、関ケ原後も生存？

岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート

佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる