• Herramientas Online
  • - Calculadoras
    • Contador de caracteres
  • - Descarga
    • Descarga de TikTok
    • Descarga de DouYin
  • - Herramientas web
    • BASE64
    • Base64 a imagen
    • Imagen a Base64
    • Codificación URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertidor Unicode
    • Formato JSON
    • Modificar extensión
    • Crear lista
    • Optimizador CSS
  • - Herramientas de cifrado
    • Cifrado MD5
    • Generador aleatorio
  • - Herramientas de imagen
    • Compresión de imágenes
    • Generador de código QR
    • Lector de código QR
    • Vista previa de fondo
  • - Hojas de información
    • Herencia de grupo sanguíneo
    • Tallas de ropa
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
ふるさとを歌って守る 浪江町出身の歌人・三原由起子さん
2022-01-04
ふるさとを歌って守る 浪江町出身の歌人・三原由起子さん

 福島県浪江町に生まれた歌人の三原由起子さん(42)は、2011年の東日本大震災、東京電力福島第1原発事故をはさんで、高校時代からの17年間に作りためた歌を、第1歌集「ふるさとは赤」として13年に発表した。震災と原発事故を経ても日常を表現する基本姿勢は変わらないが、日常そのものが大きく変わり、作風は一変した。今の故郷に何を思い、歌を詠むのだろう。

 ◇自分を知る人がいる場所

 <わが店に売られしおもちゃのショベルカー大きくなりてわが店壊す>

 実家は浪江町の新町商店街にあります。そこは福島第1原発から約8キロ。幼い頃、お使いに行くと、ご近所さんから「三原のゆきちゃん」と可愛がってもらいました。隣には曽祖父母の代から続いていた店「乗り物センター三原」があり、2階には私の部屋もありましたが、20年5月に取り壊されました。

 <プラモデル山積みに売るわが店に目をきらきらと入りくる子ら>

 <「おもちゃ屋の娘でした」と言うわれに戸惑っているもう一人のわれ>

 町は原発事故で全町民が避難を強いられました。店があった周辺は17年3月に避難指示が解除された後、家や店舗の解体が進みました。通っていた町立浪江小も21年中に更地になりました。東京都内に住んでいる私にとって、古里はもう、自分が存在していた町とは思えなくなりました。慣れちゃいけない寂しさに慣れてしまいました。

 文学と出合ったのは、不登校を経験した中学生の頃です。「詩を書いてみないか」と国語の先生に勧められ、福島県文学賞詩部門青少年奨励賞を受賞し、自信が付きました。短歌を始めたのは、高校生の時に俵万智さんの歌集「サラダ記念日」を読んでから。五七五七七のリズムに乗せて、恋愛感情を率直に歌えることに魅力を感じました。

 一方で、都会に憧れ歌手を志して上京したものの、思うようにはいきませんでした。思春期の頃、周囲の目が煩わしくて浪江を出たはずなのに、自分を知る人がいる故郷があることにほっとしました。

 <ふるさとを凱旋(がいせん)するよう 夕方の商店街を二人歩みぬ>

 25歳で結婚しました。帰省時には、祭りで実家の出店を夫と手伝いました。私は地元で三五八(さごはち)漬けのPRソングも歌い、古里への愛着が増していきました。震災と原発事故が起きたのは、ちょうどその頃です。

 <iPad片手に震度を探る人の肩越しに見るふるさとは 赤>

 あの日、都内の勤務先で浪江の震度が気になり、同僚のiPadをのぞき見しました。「震度6強」と赤く表示された画面に衝撃を受け、この瞬間を短歌に閉じ込めたい、記録したいと思いました。

 原発事故で、浪江の両親と祖母は県外へ避難しました。私は脱原発のデモに参加し、原発関係で働く同級生とは話が合わなくなりました。

 学校で原子力にまつわる作文や習字、ポスターの課題が出たことを思い出しました。小学校を退職後、原発PR施設に勤めていた恩師に裏切られたような気分になり、冷たい態度をとりました。何で、もうちょっと寛容になれなかったのかなと、今でも思います。傷つけあう言葉に疲れていきました。

 <「仕方ない」という口癖が日常になり日常をなくしてしまった>

 <二年経て浪江の街を散歩するGoogleストリートビューを駆使して>

 短歌は、原発事故後の日常の中で、蓄積した違和感を昇華させるためのものになりました。強くなったのは、自分にうそをつきたくないという意識です。原発事故がなかったかのように現実を美化する空気がないか。今の復興のあり方にそう感じるからこそ、歌を詠んでいます。

 「ふるさとは赤」の初版を出して9年が過ぎようとしています。後書きを記した13年4月、浪江町は空間放射線量に応じ3区域に再編されました。住民の間にも帰還を巡る違いが生じました。立場や選択が異なるからこそ、歌の作りにくさは増しています。率直な表現を避け、これまで使いたくなかった比喩や皮肉を取り入れるべきか考えることもあります。でも、弱音を吐きたくなる時、歌が自分を奮い立たせてくれます。

 <ふるさとを失いつつあるわれが今歌わなければ誰が歌うのか>

 今夏には、続編として第2歌集を発表する予定です。短歌は戒めであり、自分を支える心の「つえ」でもあります。かつての町が消えていく今、町に通い、歴史を学び、変化を記録しています。ここで自分は形作られた、そのアイデンティティーを歌で守りたいのです。【聞き手・構成、寺町六花】



 ◇みはら・ゆきこ

 1979年生まれ。2001年第44回短歌研究新人賞候補。13年第24回歌壇賞候補。同年に歌集「ふるさとは赤」を出版し、21年に加筆した新装版を出した。夫の玉城入野さんと設立した出版社「いりの舎(しゃ)」では、反原発を訴え続けた福島県大熊町の歌人、佐藤祐禎さんの歌集などを刊行。月刊「うた新聞」では毎年、東日本大震災の特集を組む。東京都在住。

    ◆

 東日本大震災からまもなく11年。あの未曽有の災害は自らの作品づくりにどう影響したのか。震災を自らの作品でどう伝えようとしたのか。芸術に携わる人々に聞いた。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/138a2c0957364597155b5ad8a7b3bf2e66feef23

Otras Herramientas
  • Contador de caracteres Descarga de TikTok Descarga de DouYin BASE64 Base64 a imagen Imagen a Base64 Codificación URL JavaScript Timestamp Convertidor Unicode Formato JSON Modificar extensión Crear lista Optimizador CSS Cifrado MD5 Generador aleatorio Compresión de imágenes Generador de código QR Lector de código QR Vista previa de fondo Herencia de grupo sanguíneo Tallas de ropa
  • 藤井聡太八冠、瀬戸際の戦い 将棋叡王戦、31日に第4局
    2024-05-29

    囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    社長「関係者や視聴者不安にさせた」と謝罪
    2024-05-30

    日テレ、意思疎通できず信頼喪失 「セクシー田中さん」の調査結果
    2024-05-31

    ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版
    2024-06-01

    富士山麓のダイナミックな食材を味わう“奥・山梨”のガストロノミー〈Restaurant SAI 燊〉。
    2024-06-01

    万博無料招待、大阪の学校7割が希望 「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    アレクサンダー・カルダー個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が開催
    2024-06-04

    「企画展 歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」(泉屋博古館東京)開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト12。山武市百年後芸術祭、版画の青春、北斎に三島喜美代まで
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    「江戸期より後の遺構」 世界遺産目指す佐渡の金山、一部除外勧告
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛