近現代アートの時価分かりやすく 市場活性化へ公的鑑定を検討

近現代アートの時価分かりやすく　市場活性化へ公的鑑定を検討

2022-09-24

　適正価格を判断しづらく専門知識がないと手を出しにくい近現代アートの市場活性化を促そうと、公的な鑑定評価で作品の時価を分かりやすく示す制度の検討を文化庁が始めた。相続した作品の価値や購入したい作品の目安となる価格を知りたいといった際に活用してもらう。

　国が認定する民間事業者が一定の基準に基づき評価する方向。来年度中の運用開始を目指す。

　作品の価格は、画商を通じた売買やオークション、売り手と買い手の相対取引などで決まる。流行や国際市場の動向に左右され、購入からしばらくすると価格が大きく変動することも多い。現在も鑑定業者はいるが、透明性が低い例もあるという。

近現代アートの時価分かりやすく　市場活性化へ公的鑑定を検討

ジョン・レノンのギター4億5千万円で落札

英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日？】

週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】

MURAKAMI × Liquem 夢のコラボアクセが再登場☆｜長山智美デザイン狩人

民藝・イズ・ビューティフル。日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは？

「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」　日本デビュー曲USEN1位も獲得　コアな追っかけも

ドローンサッカーで世界２位　大阪・星翔高校チーム　「世界でも通用することがわかった」

古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年　教え子や研究仲間を支える「清新な光景」

『マッドマックス：フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか？ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する

現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求

＜今週の本棚・次回の予定＞6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版　ペルーからきた私の娘』ほか

小学館「作家の意向第一に協議」　映像化指針、ドラマ原作者死去で

万博無料招待、大阪の学校７割が希望　「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も

イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。

知ってる？「登録博物館等マーク」

美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開

社会的関与の芸術。清水穣評　城戸保「駐車空間、文字景、光画」展／野村浩「Painter」展

多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート

PARCELで「Not Quite」開催。「～でなくもない」作家が集結

写真家の吉田ルイ子さん死去　「ハーレムの熱い日々」