夭逝の画家、中園孔二が見た「一つの景色」 香川・丸亀で大規模個展 2023-08-01 みずみずしく、鮮やかで、複雑で、はかなげでもある。あふれ出るイメージを画面に残し、25年の生涯を駆け抜けた画家、中園孔二(こうじ)(1989~2015年)。過去最大の個展「中園孔二 ソウルメイト」が香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催中だ。ポストインターネット世代の早世の画家は、目にする膨大なイメージを貪欲に取り込む一方で、自らの身体感覚に従い、たくさんの作品を生み出した。彼は私たちに何を見せたかったのか-。