縄文土器から穀物の種 弥生いつから？議論波及も

縄文土器から穀物の種　弥生いつから？議論波及も

2022-06-09

　熊本大と北海道大の研究チームは10日までに、縄文時代末期の土器から稲やアワの種を多数発見し、縄文時代の穀物の存在を初めて科学的に立証したと明らかにした。稲作伝来により始まったとされる弥生時代の「定義の見直しにも波及し得る、重要な成果」としている。

　熊本大大学院の小畑弘己教授らが、福岡県粕屋町にある江辻遺跡で出土した縄文土器約1万点をエックス線で調査し、穀物の種子が土器の粘土中に多数混じっていることを確認した。

　炭化した種を炭素年代測定で調べたところ、紀元前10～9世紀ごろのもので、弥生時代早期とされてきた時期から約50～80年さかのぼることが分かった。

縄文土器から穀物の種　弥生いつから？議論波及も

＜司書のコレ絶対読んで＞「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵

“ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日？】

現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求

あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法

エリザベートコンクールで吉田さん6位入賞

ポール・オースターの名言「けれどオニオンパイの味は…」【本と名言365】

死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日？】

万博無料招待、大阪の学校７割が希望　「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も

“20世紀音楽”の発展に貢献した指揮者、クーセヴィツキー。その偉業とは【クラシック今日は何の日？】

文科相、佐渡金山の果報待ちたい　ユネスコの評価、近く判明

「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点

社会的関与の芸術。清水穣評　城戸保「駐車空間、文字景、光画」展／野村浩「Painter」展

ペース・ギャラリーが9月にグランドオープン。7月には特別内覧会を開催へ

akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ

石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ

PARCELで「Not Quite」開催。「～でなくもない」作家が集結

謎多き家形埴輪「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中

京都・祇園祭の「長刀鉾」稚児決まる　記者会見で「頑張ります」

藤井、棋聖戦5連覇へ白星発進

写真家の吉田ルイ子さん死去　「ハーレムの熱い日々」