• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
    • EXIF d’image
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
宮下洋一 書き手の発見のプロセスを一緒にたどってほしい【著者に聞く】
2023-04-02
宮下洋一 書き手の発見のプロセスを一緒にたどってほしい【著者に聞く】

――本書は死刑囚やその家族、被害者遺族にいたるまで、国内外の死刑の当事者を取材した力作です。なぜ死刑というテーマを取材しようと思ったのですか。


 これまでも安楽死や生殖医療など、人間の死生観に関わるテーマを取材してきました。死生観は人間にとっての幸福を考えるうえで外せないことだと思うからです。安楽死だけでなく死刑もまた、死が予告されている究極の死で、それに向き合う人たちを取材できる数少ないテーマでした。

 海外からは批判されている日本の死刑制度を考えるうえで、まずはそれぞれの国の文化や価値観、あるいは被害者遺族の心情などを丁寧に知る必要があると感じていました。それらを深く掘り下げると白か黒かで割り切れない、グレーな部分がたくさんあるはずで、そこを掬い取りたかったのです。欧米社会で長く暮らし、その負の面も見てきたので、欧米的な価値観とも距離を取って書けると思いました。


――そもそも宮下さんが人間にとっての幸福を考えるようになったのは、何かきっかけがあったのでしょうか。


 私がマイノリティとして生きてきたことと関係すると思います。18歳から欧米社会で暮らしてきたので、常にアジア人として、差別とまではいかないまでも、偏見の目で見られてきました。それによる生きづらさを感じる中で、人種によらない、人間としての幸福とは何かを考えるようになったのだと思います。


――取材の過程で揺れる宮下さんの心理が赤裸々に書かれているのが印象的でした。


 ノンフィクションは結論ありきの予定調和なものではなく、最初は全く見えない世界を自分で発見していく作業だと思っています。読者にはそうした書き手のプロセスを、一緒にたどってもらいたい。だから、私の心情の動きや現場の風景、人物の描写もできるかぎり入れるようにしています。

 これは主観的とも言われるかもしれませんが、さまざまな人の話を聞き、その時に感じ、考えた主観的な部分を積み重ねていくことで、ある種の客観的なものが私の中に宿ると思っています。


――取材の中で特に印象深かった出来事があれば教えてください。


 一つは、アメリカのテキサス州で死刑囚ハメルと初めて面会した時のことです。彼は自分の妻と子ども、義父の3人を殺害した罪で死刑判決を受けました。ただ、話をしてみると、映画などを見て想像していた死刑囚のイメージとは違った人間性の持ち主でした。敬虔なクリスチャンということもあってか、犯した罪を後悔して、毎日被害者のために祈りを捧げていました。こんな人間が処刑されていいのかと思ってしまう自分がいました。

 もう一つは、加害者に死刑判決が下された大阪府の連続殺人事件の被害者遺族との出会いです。今回のテーマを取材するにあたり、最終的に知りたいと思っていたのが、「死刑は被害者遺族を救うのか」ということでした。これまでメディア取材を受けていなかった方々が口を開いてくれたからこそ、読んですぐに忘れられてしまう本にしてはならないという責任も感じました。


――世界中の関係者を取材するのは、苦労も多いと思います。


 私が扱うテーマは、突然取材をキャンセルされることも多いので、大変なのは確かです。そしてそれとは別に、出版不況でメディアからの支援も減り、十分な取材がしづらい状況にもなっています。幸い本書はスローニュースという会社からの支援があって実現しました。駆け出しの頃は、キャリアを積むにつれてできる仕事も増えると思っていたので、少し悔しさも感じます。


――これから取り組みたいテーマは?


 最近は臓器移植に興味を持っています。私が拠点にするスペインは29年間にわたって脳死者の臓器提供率が世界1位ですが、何か重大な問題も隠れている気がします。これからも国内外を問わず、死生観に関わるテーマを多角的な視点で取材していきたいです。


(『中央公論』2023年4月号より)


◆宮下洋一〔みやしたよういち〕
1981年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程中退。都内の中高一貫校で歴史や国際政治学を教える。社会・政治に関する評論を手がけ、『アステイオン』や本誌などに寄稿。共訳書に『キューバ危機』がある。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/680b9ef40bd76f9ef28f99920e394d0c143111cd

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond EXIF d’image Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • <司書のコレ絶対読んで>「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵
    2024-05-29

    「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    被害者「問題解決には程遠い」 旧ジャニーズ被害者らが会見
    2024-05-29

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    まだ無名だった作曲家エルガーが、婚約の贈り物として捧げた名曲【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-01

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    ジャスパー・モリソンの名言「…が「普通」のものより役にたつことはない。」【本と名言365】
    2024-06-03

    アルテミス計画&天の川銀河! 大人も学んで楽しめる「大人レゴ」最新ラインナップは”宇宙”がテーマ!
    2024-06-03

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    「ロバート」秋山さんが鳥取PR イリュージョニストに扮し
    2024-06-04

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」開催決定
    2024-06-04

    大学入学共通テスト、追試は本試験1週間後 コロナ禍前に戻す 月経痛の配慮明記も
    2024-06-05

    写真家の吉田ルイ子さん死去
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛