• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
    • EXIF d’image
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
【新刊紹介】記憶を蘇らせてくれるガラクタ:五木寛之著『捨てない生きかた』
2022-05-17
【新刊紹介】記憶を蘇らせてくれるガラクタ:五木寛之著『捨てない生きかた』

斉藤 勝久
断捨離ブームの向こうを張って、今秋に90歳となる大作家が、「捨てなくていい生き方」を勧めている。人生百年時代は、思い出、記憶が詰まっているガラクタに囲まれて生きるのもいいじゃないかと記す。
本書の書き出しが面白い。

「この本を書くには勇気がいった。なにしろ『断捨離』という発想はすでに、社会に大きなインパクトを与えていたからである――」
「ぼくは、ひねくれた人間です。流行に逆らうことにひそかな生き甲斐を感じてきたようなところがあります」
「不要不急な人間にも生きる意味があるとすれば、不要不急なモノたちにも断捨離されない理由があるはずです」

モノは記憶を呼び覚ます装置だと言う著者は、靴に特別な思いがある。敗戦で朝鮮半島の平壌を脱出し、38度線を徒歩で越えた。少年時代の記憶が、靴そのものに宿っているという。

著者の部屋の片隅には、1950年代の終わりに自分で初めて買った青いスエード(加工した皮革・合成皮革)の靴が鎮座している。派手すぎて、半世紀以上履いて出掛けることはなかった。パンタロン全盛時代には、かかとの高いロンドンブーツを買ったが、これも履く機会がないまま壁際にホコリをかぶっている。しかし、一目見るだけで、年月とともに当時の様子までが鮮やかに蘇る。

「身のまわりにあるモノをすべて捨てて、スッキリした空間の身をおいたとします。はたして、幸福でしょうか。モノをどんどん捨てていくということは、自分が生きてきた人生、そして、自分が過ごしてきた時代という〈歴史〉を捨てていくのと同じことのように思います」
「(著者自身が)いずれメディアの表舞台からリタイアしたときは、古いモノたちや資料に埋もれて残りの日々を大事に過ごしたいと思うのです」
著者の言う「捨てない」は、もちろんモノを溜め込むだけではない。

「人との縁も捨てない。いったん始めた仕事も捨てない。書く力があるあいだは書き続ける。命ある限りは生き続ける」

人間は、あっという間に記憶を捨ててしまう。戦争の体験、記憶もあまり継承されずに、捨て去られようとしていることにも、引き揚げを経験した著者は警告している。また、「なまりは国の手形」と言われる方言がどんどん失われていることにも、そんなに簡単に捨て去ってしまっていいのか、と問題提起する。標準語が全国で浸透しているが、方言の中にこそ残る地方の文化や記憶を残したいからだ。

人生経験が豊富な著者ならではの名言が本書にはいくつも並ぶ。

「成長の時期には、邪魔なものは捨てればいい。成熟するためには、いろんなものを抱え込んでいたほうがいい」
「人は裸で生まれてきて、ゴミに囲まれて死んでいく」

この本を読んだ読者は、著者が断捨離論を語っているのではなく、生き方論を述べていたことに気付くのである。
斉藤 勝久
ジャーナリスト。1951年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。読売新聞社の社会部で司法を担当したほか、86年から89年まで宮内庁担当として「昭和の最後の日」や平成への代替わりを取材。医療部にも在籍。2016年夏からフリーに。ニッポンドットコムで18年5月から「スパイ・ゾルゲ」の連載6回。同年9月から皇室の「2回のお代替わりを見つめて」を長期連載。主に近現代史の取材・執筆を続けている。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/f40e43f47accfc580e98b97ce7a12f2282687106

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond EXIF d’image Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • 藤子・F・不二雄の名言「ありそうもない話をありそうに描きたい」【本と名言365】
    2024-05-29

    一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    藤井聡太八冠が勝ち、最終局へ 将棋叡王戦で2勝2敗
    2024-05-31

    【6月1日~2日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
    2024-06-01

    〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち
    2024-06-01

    【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」?
    2024-06-01

    映像化は「作家の意向第一」と小学館が指針
    2024-06-02

    “20世紀音楽”の発展に貢献した指揮者、クーセヴィツキー。その偉業とは【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-03

    現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開
    2024-06-04

    ペース・ギャラリーが9月にグランドオープン。7月には特別内覧会を開催へ
    2024-06-04

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    東京都写真美術館で「今森光彦 にっぽんの里山」が開催へ
    2024-06-04

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    性被害者支援の法人設立 スマイル社
    2024-06-04

    「安全だと誰も言わない万博」爆発事故で教職員組合 大阪府に子供無料招待中止申し入れ
    2024-06-04

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    佐渡金山「情報照会」と勧告 世界遺産登録に可能性残す
    2024-06-06

    umami.is をおすすめする理由
    2025-07-04

    ©  Dopu Box
    💛