• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
    • EXIF d’image
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「境界」からの離脱・解体。11日間の「インターアジア木版画実践」を目撃せよ
2023-04-28
「境界」からの離脱・解体。11日間の「インターアジア木版画実践」を目撃せよ

 インクとほのかな木の匂いに包まれた東京藝術大学大学美術館 陳列館の2階。アジア各地の木版画による芸術・文化実践に焦点を当てた「解/拆邊界 亞際木刻版畫實踐
」(脱境界:インターアジアの木版画実践)が11日間の会期をスタートさせた(~5月8日)。


 参加作家・団体は、A3BC(東京)、陳韋綸(台北)、劉家俊(香港)、キム・オク(ソウル)、林樂新(香港)、パンロック・スラップ(サバ)、刺紙(広州)、印刻部(台北)、點印社(香港)、プリントメイキング・フォー・ザ・ピープル(マニラ、フィリピン)、タリン・パディ(ジョグジャカルタ)、木刻波流(上海、広州)。キュレーターは吳君儀
(独立研究者、クアラルンプール)、李俊峰(アーティスト、香港)、江上賢一郎 (東京藝術大学特任助教)。

 近代木版画運動は、中国の小説家・思想家である魯迅
(1881~1936)によって20世紀初頭に始まり、民衆自身が社会や現実を表現する運動・手法としてアジア各地に伝播したものだ。これらは社会構造やメディアの変化により20世紀後半には下火となったが、近年、アジアの芸術家や社会活動家たちの一部では木版画を通じた活動が再燃。社会や政治の問題を表現し、文化的直接行動、集団的創造の実験、さらには国境を越えた交流・ネットワークを生み出してきた。


 本展では、世界や社会に張り巡らされた様々な「境界」(とくに2020年のパンデミックに起因する国境問題や差別、社会的・心理的断絶など)にフォーカス。12の作家・活動団体らが木版画を起点とした独自のアプローチを紹介するものだ。


 設営会場では、本展キュレーターのひとりである吳君儀が見学の学生らと質疑応答を交わしている最中であった。学生の「なぜ油画などのペインティングではなく木版なのか」という質問に対し、吳は「メディアとしての木版画の良さは、美術を専門に学んでいない人々にとっても扱いやすい点にある。色のコントロールもしやすく、インパクトのある図版を生み出せる。中国や日本における版画は歴史深いものだが、東南アジアではメディアとしての手軽さが魅力となっている」と述べた。

 まず会場で目につくのは、2022年の「ドクメンタ15」
に参加したことでも記憶に新しいインドネシア・ジョグジャカルタのコレクティブ、タリン・パディによる《民衆のトランペット》(2018~19)だ。これらはタリン・パディの視座でとらえられた2019年国政選挙以降のインドネシア社会の状況を表しており、政治的腐敗や環境、人権問題をテーマに取り上げることで、公正で豊かな社会の実現を要求するものだ。


 2020年にフィリピンで結成されたプリントメイキング・フォー・ザ・ピープルは、同国都市の貧困層や女性グループ、学術・芸術家サークル、活動家組織など、様々なバックグラウンドのメンバーによって構成されている。展示される作品群は、国家権力や過剰な開発により虐げられる貧困層や労働者にフォーカスしたもの。視覚的なインパクトが、フィリピンの実情を鮮明に伝えてくれている。


 マレーシア・サバ州のパンクロック・スゥラップは、アートを通じた農村コミュニティや社会的弱者へのエンパワーメントを目的に2010年より活動を行っている。タリン・パディによる木版画実践に触発されたパンクロック・スゥラップが掲げるのは「教育の機会平等」。「なぜこれらはTシャツにプリントされているのか」という編集部の問いに対し、キュレーターの江上は「本作に限らず、これらの木版画実践は『自分たちの声を届けるためのメディア』である側面が強い。展示作品というよりは、屋外や日常的に目につく場所への掲示をイメージしてつくられている」と語っている。


 中国の中央美術学院版画科を卒業し、香港で仕事をする林樂新は、コロナ禍に自身が異国の地で経験した「家族との分断」をテーマに作品を制作した。林にとって、入国のたびに提出を求められる隔離通知書は中国と香港のあいだにある見えない「境界」。この厳しい分断により家族と会えなくなってしまった林は、その際の証明書の上に、木版画の点描技術を用いて家族の姿を彫った。それはちょうど、自身の妻が妊娠し、息子が誕生するまでの時期と重なっていたという。


 木刻波流は、中国の様々なコミュニティと協働し、ワークショップを開催するコレクティブ。各地を行き来しながら、その土地が抱える課題や現状をもとに冊子を制作するとともに、それらを持ってまた各地を巡っていくという活動を実践している。コレクティブの活動自体がメディアの役割を担っているのが特徴だ。

 同じく木版画冊子『刺紙(Prickly
Paper)』はトイレで読むための読み物であり、毎号異なるテーマ、寄稿者、デザインで出版されている。トイレに設置された投稿箱によって寄稿されるテーマは、中国における表現の自由やジェンダーの話題など様々。『刺紙』にとってこれらの活動は志を同じくする友人らとのコミュニケーションの方法なのだという。


 設営中、作家らがコミュニケーションを取りながら、即興的に展示空間をつくり出していく姿を目の当たりにした。その様子は、互いに自身の声を伝え、協働し、メディアとしての木版画を生み出してく制作スタイルにも通ずるものがあると感じた。


 これらのアウトプットは通常美術館で見るような作品とは異なり、会話やアクションを生み出していくためのきっかけとなるものだ。作家らの母国や身の回りで起きていることはなにか、どのような「境界」から離脱・解体を求めているのか。11日間という短い会期で、いま声を上げる作家・団体らの活動をどうか見逃さないでほしい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/d0b96b424f219e4b62cd4ca549e439ef57425e89

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond EXIF d’image Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    住所要件の指摘受け自主的に転入 東京・足立区の20代選管委員・古野香織さん
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    黒柳徹子さん、北京で特別授業 「日本語勉強続けて」
    2024-05-31

    小学館も来週に報告書公表
    2024-05-31

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    鎌倉幕府の地頭から海の武士団・松浦党に…古文書群「青方文書」からみる中世の漁業や製塩事情
    2024-06-01

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    テレ東が警察密着番組の担当者らを懲戒処分
    2024-06-03

    福島県沖地震で解体 老舗文具店の新ビルが開店 イベントスペースも
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛