豪雨災害警戒 学校施設の浸水対策、ハードとソフトの両面で 2023-06-11 梅雨入りに伴って水害のリスクが高まっている。今月上旬の台風2号などの影響による記録的な大雨では、避難場所となる学校施設にも被害が相次いだ。公立校の2割は浸水想定区域にあるが、施設の浸水対策が完了しているのは令和2年10月時点で15%足らず。「100年に1度」などとされる豪雨による災害が頻発している現状を踏まえ、文部科学省が進めてきた水害対策のガイドライン(手引)もまとまり、各地で態勢づくりが加速しそうだ。