• Outils en Ligne
  • - Calculatrices
    • Compteur de Caractères
  • - Téléchargement
    • Téléchargement TikTok
    • Téléchargement Douyin
  • - Outils Web
    • BASE64
    • Base64 vers image
    • Image vers Base64
    • Encodage URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertisseur Unicode
    • Formatage JSON
    • Modifier l’Extension
    • Créer une Liste
    • Optimiseur CSS
  • - Outils de Chiffrement
    • Chiffrement MD5
    • Générateur Aléatoire
  • - Outils d’Image
    • Compression d’Images
    • Générateur de QR Code
    • Lecteur de QR Code
    • Prévisualisation de Fond
    • EXIF d’image
  • - Fiches d'information
    • Hérédité du Groupe Sanguin
    • Tailles Vêtements
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(後編)
2022-07-06
これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(後編)

 世界最大級の現代アートの祭典「ドクメンタ」。その第15回目となる「ドクメンタ15」が開幕を迎えてから2週間。1つの作品で反ユダヤ主義(アンチセミティズム)が指摘されたことで、その作品が撤去されただけでなく、今後ドクメンタに国費の支援を続けるべきか、出典作品の審議会を新たに作るべきか、いやそれは芸術の自由を侵害するものではないかなどの激論が交わされている。ドイツの歴史にも深く関わるこの問題は別記事で改めて、詳しく背景や経緯をお届けしたい。

>>レポート前編はこちら


 6月29日夜に開催されたパネルディスカッション「芸術における反ユダヤ主義」で、ゲストスピーカーの一人として登壇したドクメンタ14芸術監督のアダム・シムジックは「ドクメンタは常に議論が始まる場所である」と述べた。だからこそ今回のドクメンタで提示されている様々な問いかけが、1つの大きな議論の影に隠れてしまったのは、個人的には残念ではある。


 「今回のドクメンタは、アートを通じてどれだけほかの国や異なる視点を学ぶことができるのかという好例だ」と、ベルリンの現代美術館「マルティン・グロピウス・バウ」ディレクター、ステファニー・ローゼンタール博士は、
南ドイツ新聞のインタビュー
でこう語っている。そしてまた「白人社会の中で何が起こっているか、そして私たちがドイツでどんなに人種差別的かということに対決させられる」 と。

 アートを通じて異なる視点を学ぶ。今回のドクメンタ15を見学していて、まさにそれを実感した瞬間があった。ナイロビのThe Nest
Collectiveの作品を見ていたときのことだ。「ねえねえ、これってアートなの?ゴミにしか見えないよ!」と公園で遊んでいた子供たちに話しかけられたのだ。カールスアウエ公園に置かれた、古着の塊を並べてつくった小屋のインスタレーション作品である。


 「そう、これはゴミ。それこそがこのアートのテーマなんだ。これはドイツからアフリカに送られたもの。君たちが着古した洋服やスニーカーの成れの果てなんだよ」と、横にいたドイツ人が言葉を返す。ええっ?と子どもたちは近寄って、この“ゴミ“を眺め始めた。「本当だ、ドイツって書いてある……」。

 《Return to
Sender》と名付けられたこの作品はドイツをはじめ、欧米諸国から寄付された古着でつくられている。アフリカでは輸入された古着の4割までがそのまま埋立地行きとなるという。古着の取引が現地のビジネスにつながるとも言われるが、彼らは事前に古着のクオリティをチェックすることはできず、取引のために高い諸経費を負担しなければならない。輸入される古着に依存する生活は国内の繊維産業の発展を妨げるという問題もある。古着の塊を並べて作った小屋の中では、インタビュー映像が流れていた。「身につけるものは自分のアイデンティティ。尊厳を表現するものだ。もう他人のお下がりは嫌なんだ」。


 ナチスに蹂躙された現代美術を立て直すために第二次世界大戦後にドイツで始まったドクメンタは、19世紀に始まったヴェネチア・ビエンナーレのように国や民族のアイデンティティを体現するものとしての芸術を見せる場ではないという姿勢をとってきた。前回のドクメンタ14ではカッセルとアテネという2つの都市で開催し、南北に軸を広げようと試みている。今回は「視点を変えること」をテーマに掲げ、カッセルやドイツ、既存の多くの国際展の枠組みをも飛び越えた。

 前編
でも述べた通り、今回のドクメンタに招待されたのはグローバルサウスからのコレクティブが中心。彼らは先進国中心の世界の中で見えにくい、差別や問題にスポットを当てている。また、今回のドクメンタの招待作家たちは国ではなく、タイムゾーンで区分されているのも興味深い。


 ヨーロッパから招待されたコレクティブは数少ない。デンマークで難民申請者たちに語学コースや法律相談を提供したり共同でワークショップや展覧会を企画するなどの活動をしているTrampoline
House、そしてヨーロッパ・ロマ芸術文化研究所(ERIAC)とコラボレーションしてロマ・アーティストたちの作品を展示するハンガリーのコレクティブOff-Biennale
Budapest、ニューロダイバーシティ(神経学多様性)の権利や表現のアプローチに基づいたアートをつくり、発信していくイギリスのコレクティブ、Project
Art Worksくらいだろうか。


 ヨーロッパからの招待作家が少ないことに驚きながら、そもそも国際的な芸術祭、展覧会の多くがヨーロッパ、欧米諸国からの視点でつくられた物なのだと、気付かされる。また、こういった国際展の多くが欧米のアート市場と強く結びついているということも。ドクメンタやビエンナーレに出展すれば、市場価値が上がる──今回のドクメンタではそういった慣習にも疑問を呈し、作家はギャラリーなどを通さず直接この場で作品を販売できるようにし、売上は皆で分け合うかたちにすると宣言している。


 今回のドクメンタでヨーロッパに注目してもらえると期待をかけている団体もある。「あいちトリエンナーレ2019」参加作家でもあるキューバのタニア・ブルゲラが2015年に設立したINSTAR(ハンナ・アーレント芸術活動研究所)は、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブではない、本当のキューバの姿をヨーロッパの観客に見せたいという。キューバでは政府の許可がないアーティストの活動は抑圧されており、今回の展示で危険に晒される可能性もある。しかしこの出展によりヨーロッパからの関心がひければ、彼らを守ることになるかもしれないというのだ。


 ハイチの首都、ポルトープランスの大通りで活動するAtis Rezistans が2009年に始めたGhetto
Biennaleは、修復が必要なボロボロの教会で開催されている。「第一世界のアートが第三世界のアートと出会ったらどうなる?血が流れるのだろうか?」。過去のGhetto
Biennaleが掲げた問いは、ドクメンタ15の展示にも通じている。

 哲学者とアーティスト、作家の3名からなるLa Intermundial
Holobienteは、人間ではないつくり手からの視点をも取り込もうとする。広大な公園にあるコンポスト(堆肥)の山。人が意図して作ったのではない風景の中で、朗読や執筆、ディスカッションなどを行っていく。「コンポストがとてもよかった」という評判を聞いて、ざっくりとした地図を頼りに鬱蒼と繁った緑の中を歩いていくと、目の前に真っ青な空が広がった。


 ドクメンタ15のモットー「ルンブン」。様々な情報や知識──知的資源や物的資源を共有し、分け合っていこうというが、出展されている作品は本当に幅広く、様々な視点から見えてくるものを、理解して自らの糧とするのはなかなか大変ではある。ワークショップに参加したり、一緒にお茶を飲んだりしながら会話してみないと掴めないものも多い。しかし今回のドクメンタは、糸口となるものを与えてくれた。世界の見方を変えてくれるかもしれない何か、としてのアート。

 「芸術じゃなくて、友達をつくろう」というルアンルパのモットーは、こういうことなのかもしれない。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/5b5ab50623c7d3864553d47c5c720a4b52bd2dc3

Autres Outils
  • Compteur de Caractères Téléchargement TikTok Téléchargement Douyin BASE64 Base64 vers image Image vers Base64 Encodage URL JavaScript Timestamp Convertisseur Unicode Formatage JSON Modifier l’Extension Créer une Liste Optimiseur CSS Chiffrement MD5 Générateur Aléatoire Compression d’Images Générateur de QR Code Lecteur de QR Code Prévisualisation de Fond EXIF d’image Hérédité du Groupe Sanguin Tailles Vêtements
  • <司書のコレ絶対読んで>「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵
    2024-05-29

    歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    “家形埴輪”大集合、総選挙も 「住宅展示場の気分で」、奈良
    2024-06-01

    杉真理×和田唱がビートルズをとことん語る!NHK-FMの人気番組「ディスカバー・ビートルズ」がオンライン講座として復活!
    2024-06-02

    「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。第1弾はBONDED GALLERYにて7月から
    2024-06-03

    万博無料招待、大阪の学校7割が希望 「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も
    2024-06-03

    ニコライ・バーグマンが手がける北欧のジュエリーブランド〈フローラダニカ〉旗艦店が南青山にオープン。
    2024-06-03

    映画「ゴジラ‐1.0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露
    2024-06-04

    レイモンド・ローウィの名言「優れたインダストリアルデザインは、…」【本と名言365】
    2024-06-04

    特別展 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ 
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    ペース・ギャラリーが9月にグランドオープン。7月には特別内覧会を開催へ
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト13。「令和6年 新指定国宝・重要文化財」展から国立西洋美術館の現代美術展、KYOTOGRAPHIEまで
    2024-06-04

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    青森で来年夏に音楽祭 沖澤のどかさんが総監督
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛