• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「売れない青春時代」はみんな必死……あの「超有名哲学者」の「なかなかの黒歴史」
2023-07-28
「売れない青春時代」はみんな必死……あの「超有名哲学者」の「なかなかの黒歴史」

 「近代の父」と言われる18世紀の大思想家、ジャン=ジャック・ルソー。『社会契約論』や『エミール』など、その思想は今も読まれ続ける。


 1749年10月のある日、ルソーはヴァンセンヌ城の牢獄に収監されていた親友の哲学者ドニ・ディドロ(1713-84年)に面会して元気づけようと、徒歩でヴァンセンヌにむかっていた。『メルキュール・ド・フランス』誌を読みながら。

 するとディジョン・アカデミーの懸賞論文の課題が目にはいり、「霊感」にうたれる。まるで天啓のようなその「霊感」につきうごかされて、『学問芸術論』となる論文を書きあげた。論文は一等入選し、大成功をおさめ、ルソーは彗星のごとくあらわれたスターになる──いわば本人の意に反して。

 ……これがルソー自身による説明である。なんともわかりやすい説明だ。考えぬかれた物語ともいえるだろう。

 だがじっさいには、当然ながら、この成功までにルソーは無数の試行錯誤をくりかえしている。

 パリへむけて発つまでの時期にすでに彼はいくつもの詩を書いていた。先にあげた『メルキュール・ド・フランス』誌のために準備した天体論もある。いわゆる年代誌のようなものも構想し、序文を書いている。刊行目的ではないが、家庭教師をしていた時期には教育論まで書いていた。

 のこされたこの時期の草稿から判断して、ルソーがもっとも力を注いだのはやはり音楽だ。

 ルソーは演劇作品にくわえて、すくなくともふたつの「悲劇」、現代でいうところの「オペラ」を書いている。出来はともかく、そうとうなエネルギーを要したであろうことはうたがいようがない。そしてシャンベリからパリへむけて出発したさい、彼が成功をおさめ、財をなすことまちがいなし、と考えたのが、音符を数字で表記するという音楽の「新記号案」だった。

 しかし、自分の研究成果から、いったいどのようにして価値をひきだせばよいのか。

 当時のパリはすでにヨーロッパの文化の中心地だった。ルソーと同じように富と名声をもとめておおくの知識人があつまっている。そこで必要となるのが人脈だ。しばしば「社交性」はフランス文化の特質といわれるが、成功のために不可欠な信用、信頼といったものの基盤となるのが人と人のつながり、ネットワークなのだ。

 当時、学問や芸術の世界をめざす人間にとって重要な入口になりはじめていたのが複数のアカデミーである。現在の「学会」とはずいぶんことなり、知識人や名士からなる領域横断的な学術的つどい、といったものを思いうかべていただければよいだろう。

 ルソーは知人をたよって、1742年、ついに科学アカデミーで音楽の「新記号案」を朗読する機会を手にいれた。だが、審査員からは期待していたような称賛をえられず、なんとか出版にこぎつけた原稿もほとんど評判にならなかった。

 つまり、夢は、はかなくついえた。

 だが、この失敗をふくむ、パリに到着してから『学問芸術論』刊行前後までの時期は、ルソーの思想形成を考えるうえできわめて重要なのである。とくに、つぎの二点についてはどうしてもふれておかなければならない。ひとつは、「知識人界」、つまり当時の知識人たちをとりまく状況。もうひとつは、ルソーにとっての音楽の決定的な重要性だ。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/c49e4d8e3d5ceb8da1abd613652eab9dd6bf031c

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    制作期間「足りていなかった可能性」
    2024-05-31

    黒柳徹子さん、北京で特別授業 「日本語勉強続けて」
    2024-05-31

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版
    2024-06-01

    知られざる作品や作家との巡り合いが生まれる高円寺のギャラリーショップ。
    2024-06-02

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点
    2024-06-04

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    今週末に見たい展覧会ベスト13。「令和6年 新指定国宝・重要文化財」展から国立西洋美術館の現代美術展、KYOTOGRAPHIEまで
    2024-06-04

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    書評:「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国(近代日本)の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
    2024-06-05

    「art stage OSAKA 2024」が9月に開催。大阪・関西万博への機運も醸成
    2024-06-05

    佐渡金山「情報照会」と勧告 世界遺産登録に可能性残す
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛