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江戸時代にダリアやウチワサボテンは日本に入っていた…武雄鍋島家の「植物図絵」に掲載
2023-05-14
江戸時代にダリアやウチワサボテンは日本に入っていた…武雄鍋島家の「植物図絵」に掲載

江戸時代後期に描かれた植物の絵を展示した企画展「武雄植物図鑑」が、佐賀県の武雄市図書館・歴史資料館で開かれている。市所蔵で、国重要文化財「武雄鍋島家洋学関係資料」の一つ「植物図絵」に掲載されている約400図。描いた人物は不明だが、当時の感覚で表現された草花の絵が並び、訪れた人が見入っている。(江崎宰)


 約400図の内訳は、97図が実物で、307図がカラー複写。実物と複写で重複もある。身近な草花では、シロバナタンポポやダイコン、ソラマメ、シャクヤク、トウモロコシなどがあり、実物に近い形で描かれている。また、展示された絵のうち、ウチワサボテン、ダリアは、江戸時代に海外から国内に入ってきたとされている。
 同資料館によると、この植物図絵は、誰が何の目的で描いたのかが分かっていないという。ただ、佐賀藩武雄領の領主だった鍋島茂義(1800~62年)が植物の研究を熱心に行い、領内で多く育てていたため、そこで写生されたのではないかと考えられている。絵が堪能だった茂義自身が描いた可能性もある。
 「植物図絵」は武雄鍋島家の子孫が1969年に市に寄贈。もともとは冊子だったが、傷みがあったため、平成に入って一枚ずつ分離して修復した。今回はそれを一枚ずつ大量に展示している。
 企画した近藤貴子学芸員は「たくさんの植物の絵が武雄に残っていたことと、江戸時代に海外の植物が入っていたことを知ってもらいたい」と話している。
 21日まで。観覧無料。14日午後2時から、近藤学芸員によるギャラリートークが予定されている。
 問い合わせは、同館(0954・28・9105)へ。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/c57c3bd86a4a2894ab4ecac6ca732cc9a2da7c32

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