• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「登呂遺跡が敗戦後の日本人を勇気づけた」 戦後考古学の礎を築いた大塚初重・明治大名誉教授
2022-08-13
「登呂遺跡が敗戦後の日本人を勇気づけた」 戦後考古学の礎を築いた大塚初重・明治大名誉教授

戦後間もない昭和22年、弥生時代に本格的な稲作が行われたことを初めて裏付けた登呂(とろ)遺跡(静岡市)を発掘するなど、戦後考古学の礎を築いた明治大名誉教授の大塚初重さん。学問の原点は、先の大戦で死の淵をさまよった経験と、登呂遺跡で自身が掘り起こした祖先の足跡だった。「登呂は、戦争にうちひしがれた日本人に勇気を与えたんです」。7月21日に95歳で亡くなった大塚さんは、古代ロマンにとどまらない遺跡の意義を説き続けた。

キーン、キーン…。大戦末期の20年4月14日未明、海軍兵として中国・上海に向かう途中、韓国・済州(チェジュ)島沖で停泊していた輸送船にいた大塚さんは、耳をつんざくような音で目を覚ました。直後に感じた大きな衝撃と揺れ。積み荷の魚雷が爆発し、周囲は瞬く間に火の海となった。米軍潜水艦による魚雷攻撃だったと知るのは後のことだ。

甲板へ上がる階段は燃え落ち、死を覚悟したそのとき、クレーンのワイヤが垂れ下がっているのが見え、とっさに飛びついた。

「助かった」と思った途端、何人もの兵士が大塚さんの胴や足にしがみついてきた。ずるずると体が落ちていくなか、無意識のうちに足をばたつかせて振り落とし、海に脱出した。

「私は戦友を振り落として生き残ったんです」

戦後60年以上、胸の奥に封印していた記憶。フィリピン・ルバング島から49年に帰国して有名になった小野田寛郎(ひろお)・元陸軍少尉(故人)と雑誌の企画で対談する機会があり、そう打ち明けた。

小野田さんは少しうなずいてこう答えた。「ちっとも気にすることなんかない。それが戦争なんですよ」

戦後65年たった平成22年夏、千葉県内の自宅での取材で、大塚さんは小野田さんとの対談について改めて振り返った。「人として一生背負わないといけないと思っています。それでも、小野田さんに聞いてもらって本当によかった」

■神風は吹かなかった

神国日本は不滅。神風が吹いて戦争に勝つ。幼少時からこう教えられた大塚さん。がれきにつかまって燃え上がる輸送船を見ながら「神風は吹かなかった」と思ったという。

復員後、「本当の歴史を知りたい」と歴史学が盛んな明治大の夜間部に入学。昭和22年7月、初めて発掘に参加したのが登呂遺跡(1世紀ごろ)だった。

同遺跡が見つかったのは戦時中の18年。ゼロ戦のプロペラ製造工場建設の際に大量の土器が見つかり、一部が発掘されたが、軍備増強が優先され、調査は短期間で打ち切られていた。

■空前の登呂ブーム

スコップで土を掘り返すと、土器やくわなどの農耕具、水田跡が次々に見つかった。用水路跡などでは何千本もの杭(くい)が打ち込まれた状態で残っていた。

「日本は米軍の空襲でやられたが、2千年前の祖先が築いたものは土の中でビクともしていない。日本は戦争に敗れたが、まだまだ滅んでいない。生きてるんだよ、日本人は。そう思いながら土を掘ったんです」

登呂遺跡の発掘は、戦後の混乱期にもかかわらず全国的なニュースとなり、皇太子時代の上皇さまも視察された。

戦争という重い十字架を背負いながらも、ユニークな語り口で歴史の魅力を解説し、「お茶の間考古学」の草分けともいわれた大塚さん。親交があった白石太一郎・大阪府立近つ飛鳥博物館名誉館長(考古学)=(83)=は「大塚先生より少し若い世代の私たちにとって、戦争体験を機に歴史学を志した姿勢や言葉は、大変重みがあった。考古学をなぜ勉強するのかという原点を常に肝に銘じておられた」と悼んだ。(小畑三秋)

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/fe1b7a9e01446e43c32a1e966b1192cc955becd0

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 藤子・F・不二雄の名言「ありそうもない話をありそうに描きたい」【本と名言365】
    2024-05-29

    週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
    2024-05-29

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    社長「関係者や視聴者不安にさせた」と謝罪
    2024-05-30

    意思疎通うまくいかず信頼関係失われた
    2024-05-31

    白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    大阪はアートとデザインの街となるか? Osaka Art & Design 2024の見どころをレポート
    2024-06-03

    万博無料招待、大阪の学校7割が希望 「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も
    2024-06-03

    写真家たちは強大な権力の抑圧にどう抗ったのか。バルト三国の写真家に焦点を当てる展覧会をレポート
    2024-06-04

    アルテミス計画&天の川銀河! 大人も学んで楽しめる「大人レゴ」最新ラインナップは”宇宙”がテーマ!
    2024-06-03

    稀代のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの伝説の始まりはこの1曲から【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-04

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ
    2024-06-04

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛