• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
【古典俳諧への招待】行春(ゆくはる)を近江の人とおしみける ― 芭蕉
2023-04-30
【古典俳諧への招待】行春(ゆくはる)を近江の人とおしみける ― 芭蕉

深沢 眞二
俳句は、複数の作者が集まって作る連歌・俳諧から派生したものだ。参加者へのあいさつの気持ちを込めて、季節の話題を詠み込んだ「発句(ほっく)」が独立して、17文字の定型詩となった。世界一短い詩・俳句の魅力に迫るべく、1年間にわたってそのオリジンである古典俳諧から、日本の季節感、日本人の原風景を読み解いていく。第18回の季題は「行く春」。
行春(ゆくはる)を近江の人とおしみける 芭蕉
(1690年作、『猿蓑』(さるみの)所収)

「近江」は現在の滋賀県、中央に「近江の海」と呼ばれる琵琶湖があります。俳諧集『猿蓑』における前書(まえがき)は「湖水を望みて春を惜しむ」ですが、「湖に舟を浮かべて」という趣旨の前書がある懐紙(かいし)も残されています。琵琶湖岸、または湖上で、「近江の国の人とともに、去りゆく春を惜しんでいる」という意味の句です。

門人の去来の「湖水が朦朧(もうろう)としている風景は、春を惜しむのにピッタリですね」という発言を受け、芭蕉は「そう、昔の人々が春をめでることにかけては、この近江の国は京の都と同じぐらい大切な場所だったからね」と答えました(『去来抄』)。芭蕉の心の眼は、古典の伝統を通して春の終わりの近江の海を眺めていたのです。

芭蕉が意識していたのはおそらく藤原良経の「あすよりは志賀の花園まれにだに誰(たれ)かは訪はん春のふるさと」(『新古今和歌集』)の歌でしょう。「志賀」は琵琶湖西岸の地名で、古代の一時期に都が置かれた歴史を踏まえて「ふるさと」(古き都)と呼ばれていました。そしてそこは春にこそ美しい「春のふるさと」なのです。「明日立夏になると、『春のふるさと』たる志賀の花園を訪ねる人は、めったにいなくなるなあ」。古代懐古と惜春の情を重ねた名歌です。芭蕉は「行春を」句を『猿蓑』の春の部の最後に置きましたが、それは良経の歌が『新古今和歌集』の春の部の最後に置かれていたことに倣ったのでしょう。
深沢 眞二
日本古典文学研究者。連歌俳諧や芭蕉を主な研究対象としている。1960年、山梨県甲府市生まれ。京都大学大学院文学部博士課程単位取得退学。博士(文学)。元・和光大学表現学部教授。著書に『風雅と笑い 芭蕉叢考』(清文堂出版、2004年)、『旅する俳諧師 芭蕉叢考 二』(同、2015年)、『連句の教室 ことばを付けて遊ぶ』(平凡社、2013年)、『芭蕉のあそび』(岩波書店、2022年)など。深沢了子氏との共著に『芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 春夏編・秋冬編』(三弥井書店、2016年)、『宗因先生こんにちは:夫婦で「宗因千句」注釈(上)』(和泉書院、2019年)など。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/f9f9519f7b2bfbf5203d5ea6e651aa28aba32c7b

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • テレビ東京、不適切表現で謝罪 「激録・警察密着24時!!」
    2024-05-29

    週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
    2024-05-29

    MURAKAMI × Liquem 夢のコラボアクセが再登場☆|長山智美 デザイン狩人
    2024-05-30

    一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    社長「関係者や視聴者不安にさせた」と謝罪
    2024-05-30

    意思疎通うまくいかず信頼関係失われた
    2024-05-31

    藤井聡太八冠が勝ち、最終局へ 将棋叡王戦で2勝2敗
    2024-05-31

    むのたけじ賞、名称変更 「生前に障害者差別発言」
    2024-05-31

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
    2024-06-04

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    美しくて“かわいい”結びの技  1400年の歴史を誇る「水引」の可能性を探って
    2024-06-06

    田名網敬一が新作の巨大インスタレーションを発表へ。世界初の大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」
    2024-06-06

    宗教2世のドラマが受賞 第50回放送文化基金賞
    2024-06-06

    そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売
    2024-06-06

    青森で来年夏に音楽祭 沖澤のどかさんが総監督
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛