• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
蜷川実花の「いま」と「これから」を示す新境地。東京都庭園美術館のアール・デコ建築と響き合う作品世界
2022-06-30
蜷川実花の「いま」と「これから」を示す新境地。東京都庭園美術館のアール・デコ建築と響き合う作品世界

 写真家や映画監督として幅広い分野で活動している蜷川実花。そのコロナ禍以降に制作された最新の植物の写真および映像作品と、東京都庭園美術館(本館は旧朝香宮邸)のアール・デコ様式の装飾が競演する展覧会「蜷川実花 瞬く光の庭」が開催されている。

 本展の担当学芸員・田村麗恵(東京都庭園美術館
学芸員)は開幕前の記者会見で、「蜷川さんのようなすでに確立された世界観をお持ちの作家をお招きすることで、当館の特徴や持ち味に対して新しい可能性を開いてくださることを期待して今回の展覧会を企画した」としつつ、「この展覧会は私たちの期待をはるかに上回る素晴らしい展覧会となった」と高く評価している。


 本館では、蜷川が昨年の春から今年の春にかけて、東京都庭園美術館の庭園を含む日本国内各地で撮影した4万点以上の写真のなかから厳選された約80点を展示。作品は2021年春~22年春の季節順に配列されており、四季の移ろいを感じとることができる。いっぽうの新館では、写真と同時期に撮影された映像インスタレーション《胡蝶のめぐる季節》や、蜷川の制作風景を収録したインタビュー映像が展開されている。


 田村は、本展は同館の室内装飾や環境をそのまま生かすかたちでの展示だと語る。例えば、本館の南側に面した多くの部屋では、窓からの庭園の借景が邸宅の設計における中心のコンセプトのひとつとなっており、窓というフレームのなかに植物の写真を展示することで、外光のなかで光にあふれた写真が見られる重層的な構成となっている。


 2階のベランダでは、窓全体を使って作品が展示されており、蜷川の、いわば「桃源郷」のような空間となっている。「妃殿下居間」の部屋では、今年1月に東京に大雪が降った日の翌朝に庭園美術館の庭園で撮影された写真が飾られており、窓の外には被写体となった松の木を見ることができる。


 鮮烈な色調の「極彩色」で表現した作品で知られている蜷川だが、本展で展示された写真と映像作品は、光に包まれた植物が明るくて柔らかな「光彩色」という色調でとらえられている。田村は、「『光彩色』で彩られて希望にあふれた作品世界と、繊細かつダイナミックで没入感が非常に高い映像インスタレーションは、蜷川さんの『いま』と『これから』を示す新機軸だ。この展覧会は新しい蜷川さんの作品世界を存分にご覧いただけるものと確信している」と話す。


 本展でもうひとつ特筆すべきことは、蜷川が撮影する植物の多くは、あるがままの自然のなかにあるものではなく、庭園や公園など人の意志のなかで育まれた花や木々であるということだ。


 その意図について、蜷川は「美術手帖」の取材に対して次のように語っている。「誰かが誰かを思ってつくったり、誰かがつくったものを誰かが受けとったりすることに興味がある。また、植物だけではなく、いろいろなものは移ろいやすく、手に入れたと思った瞬間からすでに零れ落ちるようなことがたくさんあるので、いま起きている現実や目の前にあることを大切に思ってその美しさを掴みたいし、写真に残したい」。


 また、コロナ禍以降の自身の制作について蜷川はこう振り返る。「これまでの制作においては、主語が『私』というのが多くあって、そこに集中して誠実でいることが見てくれる人たちに伝わると信じてやってきた。そういう思いはいまもあるが、もうすこし見てくれる人に開いていて、主語が『私』から『私たち』に移り変わってきている。それがたくさんの人たちに伝わったらいいなという思いの重さが変わったかもしれない」。

 昨年まで全国10ヶ所の美術館を巡回した「蜷川実花展-虚構と現実の間に-
」を経て、コロナ禍以降に「次の一歩が踏めた」という蜷川。東京都庭園美術館のアール・デコ様式の室内装飾や庭園とともに、その新境地を目撃してほしい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ef6b211cdd1b0d604ae9ee3f264ed857e44efab5

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 血液型遺伝 服のサイズ
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    被害者「問題解決には程遠い」 旧ジャニーズ被害者らが会見
    2024-05-29

    鎌倉幕府の地頭から海の武士団・松浦党に…古文書群「青方文書」からみる中世の漁業や製塩事情
    2024-06-01

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。第1弾はBONDED GALLERYにて7月から
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    第34回福岡アジア文化賞受賞者が決定。大賞は真鍋大度
    2024-06-04

    「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2024」の大賞が発表。等身大のセラミック彫刻を制作したアンドレス・アンサが受賞
    2024-06-05

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    佐渡金山の世界遺産登録、「情報照会」勧告
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛