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展示や鑑賞の場だけでない。水戸芸術館現代美術センターで探る「アートセンターをひらく」ことの意義
2023-07-22
展示や鑑賞の場だけでない。水戸芸術館現代美術センターで探る「アートセンターをひらく」ことの意義

 コロナ禍前の2019年から20年にかけて、移り変わる今日の社会のなかでアートセンターに求められる役割を探求しようとする企画「アートセンターをひらく
」が2期に分けて水戸芸術館現代美術センターで開催された。その第2弾「アートセンターをひらく 2023-地域をあそぶ」が7月22日にスタートした。


 この企画の特徴について同センターの芸術監督である竹久侑は、開幕にあたり次のように話している。「当センターは、美術館のなかでも展覧会プログラムなどの自主企画に重きを置いた活動を行っている、クンストハレ型の美術館。馴染みのある言葉に変えると、『アートセンター』であることを踏まえて、ギャラリーを『アートが生まれる場』ととらえ直すことがひとつの特徴。現代美術の展覧会をゼロから企画することは、いまを生きる作家たちと、新作をつくり出すという創作の部分に深く関わることになる。創作の機能を全面に押し出すのが、本企画のもうひとつの特徴だと言える」。


 本展では、ギャラリーの「展示と鑑賞」の機能に加え、子供からシニアまで幅広い層の人々が創作と交流を楽しめる場を設けながら、「地域」と「あそぶ」をキーワードにしたコレクション展示や地域の団体や市民との協働プロジェクトを展開している。


 最初の展示室は、通常は舞台側で行われる創作に着目し、この空間を工作や手芸の材料や道具が取り揃えられた「ひらくの間」に変身させる。小さな子供を含む来場者がこれらの材料を使って創作することができるいっぽう、ふたつのワークショップも用意されている。


 ひとつは、本展の参加アーティストのひとりである曽谷朝絵による絵に色鉛筆で自由に色を重ねて塗り絵を描き、完成したものを隣の展示室の壁に貼ってつなげる「鳴る色」。もうひとつは、Oku
Projectによる「おく」。向かい合う人が将棋をさすように、展示室内のコーナーにある様々なものを黙って交互に置くことで即興彫刻作品を共同でつくるというものだ。

 続く第2室から第5室では、同センターのコレクションから曽根裕、蔡國強、川俣正、曽谷朝絵
、ヂョン・ヨンドゥ、ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガーの作品を紹介。いずれも過去同センターで行われた展覧会のために制作された作品であり、竹久はその狙いを「創作のアーカイヴ」を紹介することだとしている。


 例えば、曽根裕の《19番目の彼女の足》(1994)は、1993年に同センターで行われた曽根による同名のワークショップから生まれた作品。このワークショップでは、公募で集まった19名が1ヶ月にわたり、全長約20メートルにおよぶ連結された自転車のような同作の操作に挑戦したという。


 「この取り組みは、『ワークショップ』というものを芸術活動における新たな交流の形態と考えたもの。一見、自転車の形態を持つ作品だが、作家はムカデの足や魚の群れの動きのような、『原始的で感覚的な伝達能力』を実験するための道具として考案した。一つひとつの自転車がつながっており、それぞれの可動部は360度で動くことができるため、実際に人が乗って動かすことは限りなく不可能に近いし、危険を伴うことも多い。他者との高度なコミュニケーションを求める同作は、不自由ななかにも開発されていく人々のあいだのコミュニケーションや感覚、身体能力を可視化しようとした作品と言える」(竹久)。


 第6室では、「3人寄ればブカツの提案ができる」をルールに、美術館を拠点にした市民主導の対話と創作のプログラム「部活動」や、曽谷朝絵によるインスタレーション《鳴る色》(2023)が紹介。曽谷の作品はこの展示室のほか、同センターの会議場と、隣に今月開館した伊東豊雄設計の水戸市民会館、京成百貨店でも展示されており、「MitoriO(ミトリオ)」という愛称を持つ3館をつなぐことが意図されている(3館連携プロジェクトとしては日比野克彦によるプロジェクト「明後日朝顔プロジェクト2023水戸」も同時開催中)。


 「色を見ると音が聞こえ、音を聞くと色が見える」という色と音の共感覚をもとに作品を発表している曽谷。第6室と京成百貨店の2階で展示されている《鳴る色》では、角度によって色が変わる偏光フィルムを使い、曽谷が作品制作の際に脳のなかにある色が音を発しながら、波紋のように広がっていくような感覚を表現。いっぽう、同センターの会議場と水戸市民会館2階のこどもギャラリーで展示された《雨色》(2023)では、命の根源としての「恵みの雨」と疫病や戦争が起こり続ける世の中への「嘆きの雨」の双方を表し、光の雨のなかで様々な想いや感情を解き放てるような空間がつくり出されている。

 第7室で展示される、日本とインドネシアのメンバーによるアート・コレクティブ・KITAの《Antara
Kita》(2023)は、鑑賞者が中に入ったりインタラクトしたりすることのできる作品。インドネシア語で「KITA」は「私たち」、「Antara」は「あいだ」を意味し、この作品は「私たちのあいだ」を意味すると同時に「KITAの間(ま)」と読むこともできる。日本とインドネシアの家の要素を融合させた空間では、鑑賞者が会場内にある様々な道具をなかに持ち込んで配置することができる。それを通し、どちらでもないそのあいだの境界をつくりだし、またKITAと鑑賞者の境界を曖昧にして拡張していく。


 第8室では、筑波大学貝島研究室とアトリエ・ワンが2004年に行った水戸の中心市街地の現状についての調査結果をもとに、約20年を経た現在の水戸の街の変化をとらえるプロジェクト「続・水戸空間診断」の成果が発表。最後の第9室では、大阪を拠点にするremo[NPO法人
記録と表現とメディアのための組織]が収集した、昭和30~50年代に市井の人々が撮った8ミリフィルムを紹介する「ホーム・ムービング」プロジェクトに注目している。これらの映像は同センターに加え、水戸市民会館や茨城県信用組合ローンセンター水戸などでも上映されており、竹久は「まさに市井の人々の記録や記憶を通して、私たちが生きる場所のこれまでとこれからを考えようとする市民参加型のアーカイヴの取り組みだ」と話している。


 本展は、アートセンターを「アートが生まれる場」としてとらえるだけでなく、展示されている作品やプロジェクトは水戸という地域やコミュニティに注目し、鑑賞者をアートセンターの創造活動へと誘うことをも示している。本展を通じて伝えたいメッセージを竹久に尋ねると、彼女は「世代を問わず、ひとつの楽しみ方でなく、複数の楽しみ方ができるような場として、アートセンターというものが地域のなかにあるということをお伝えできたら」とし、次のように語っている。


 「(水戸芸術館現代美術センターが)地方都市にあることの意味について強く考えさせられている。東京や大阪と違って、水戸市の税金で運営されている施設であり、地域の人たちが楽しい日常のなかで過ごせるようにしたいと思う。何が起こるかわからない、そういうワクワク感のようなものが、アートセンターでは日常のなかで感じられるようにできればいいなと思っている」。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/b5f7cac6ce431c4fd3e2b3161eee0a17a6eed535

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