• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
冥界の芸術家らが語る 横尾忠則さん異色小説「原郷の森」
2022-04-16
冥界の芸術家らが語る 横尾忠則さん異色小説「原郷の森」

ダビンチ、ピカソ、デュシャンに北斎…古今東西の芸術家たちが入れ代わりやって来ては、芸術論に花を咲かせる不思議な森-。新刊『原郷の森』(文芸春秋)について、著者で美術家の横尾忠則さん(85)は「絵のような小説を書きたかった」と話す。虚と実、此岸(しがん)と彼岸、自己と他者など、さまざまな境界を超える異色の芸術小説について聞いた。

「美術家は、言葉を超えた概念を表現する。文学者には書けない、絵のような小説を書きたいと思った。絵画-特に僕の絵はフィクションとノンフィクションが合体したもので、それを言葉にできないかと」

主人公Yは横尾さん自身。東京・成城のアトリエは実際、森の端にあり、そこから想像の「原郷の森」へとワープする。暗闇の森や絵画の中の森、かつて訪れた外国の地、はたまた宇宙空間などと、シチュエーションはさまざま。そこでは時間は存在せず、Yは生前親交のあった作家の三島由紀夫に導かれ、歴史上の多彩な人物を紹介される。画家、作家だけでなく映画監督や科学者から、ブッダやキリスト、孔子、空海ら宗教者・哲学者まで。Y以外の全員が「死者」。原郷とは、現世での生を終えた後に還(かえ)っていく、すべての人間の魂の故郷らしい。

■ ■

「ピカソやデュシャンら僕が尊敬する芸術家を中心に、世界中の先人に『ヨコオ論』を語らせたら面白いんじゃないかと思ったんです」。確かに本作の核は「死者が語るヨコオ論」だ。Yの芸術の神髄にあるもの、制作態度や進むべき道など、先人たちはあれこれとYにアドバイスする。

三島は生前、横尾さんに「真の芸術はその内部に『霊性』を宿す」と繰り返し語ったという。死後の世界では芸術家は本質を問われ、小手先は通用しない。冥界(めいかい)の谷崎潤一郎はこう言い放つ。「知性でつくったものは子供だましなんだ」

でも、ヨコオ論を書いているのは横尾さん自身。「書きながらどういうわけか、登場人物と自分が一体化する瞬間があるんですよ」。普段私たちが自分の言葉や思考としているものにも「誰かの言葉や読んだ小説、映画など、他の存在が入り込んでいる」と横尾さん。自身と第三者のヨコオ論が溶け合い、小説の中では時に、鋭い批評を自らに向ける。「人間関係のない死後の世界で、媚(こ)びは不要」。裏を返せば、現世の美術評論やメディアが的確に、忖度(そんたく)なく、ヨコオ論を語れていないことへの不満があるのではないか。

■ ■

原郷では皆、おしゃべりに忙しい。「小さい子供って、ずっと独り言を言いながら遊んでいるでしょ。あんな自由奔放な感覚で書けないかなとほぼ全部、会話体にした。観念的、論理的なことを言う人もいれば、それを茶化す人も。会話の流れをぶった切る人もいる」

書きたかったのは「人間の多面性」。真面目さや滑稽さなど「一人の人間が持つ多様な性格や感性が面白い」。それはここ数年、コロナ禍の中で横尾さんが取り組んでいる絵画シリーズ「寒山拾得」にも通じ、小説内でも論じられている。

森鷗外の小説でもおなじみ、唐代の詩僧を描いた伝統的画題。横尾さんが描く寒山は巻物をトイレットペーパーに、拾得は箒(ほうき)を電気掃除機に持ち替え、好き勝手にふるまう。のびやかな筆触による大作群は昨年、東京都現代美術館での大規模個展で公開されると、新境地として反響を呼んだ。

「手が腱鞘炎(けんしょうえん)でまっすぐ線が引けず、目も朦朧(もうろう)とする。そんなハンディキャップを逆利用し、自然体で描けた。ふにゃふにゃの線も今の僕」と笑う。小説も絵画も、型にとらわれず、自分を解き放つ。「われわれは本来何でもありの存在なのに、自分で規制をかけ、社会に通用する自分を演じている。寒山拾得は人間の多面性や宇宙の森羅万象をも内在する。その姿を描くことで、僕は自分の中の寒山拾得を吐(は)き出し、本当の自分にちょっと出会えたような気がします」

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/04fb92133462f72c1136e472f6ef4141980013ac

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち
    2024-06-01

    まだ無名だった作曲家エルガーが、婚約の贈り物として捧げた名曲【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-01

    富士山麓のダイナミックな食材を味わう“奥・山梨”のガストロノミー〈Restaurant SAI 燊〉。
    2024-06-01

    「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。第1弾はBONDED GALLERYにて7月から
    2024-06-03

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    河合隼雄物語賞に八木詠美さん 学芸賞は湯沢規子さん
    2024-06-03

    「ロバート」秋山さんが鳥取PR イリュージョニストに扮し
    2024-06-04

    太宰府天満宮で「Fukuoka Art Book Fair」が開催へ
    2024-06-04

    「犬派?猫派?」(山種美術館)開幕レポート。初公開から名作まで勢揃い
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」開催決定
    2024-06-04

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    「Osaka Art & Design 2024」(大阪市内)開幕レポート。何気ない日常のなかで多様なカルチャーに触れる
    2024-06-06

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛