• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
上野の森美術館で「VOCA展2022」がスタート。新進気鋭の作家たちが見つめる平面の現在地
2022-03-10
上野の森美術館で「VOCA展2022」がスタート。新進気鋭の作家たちが見つめる平面の現在地

 平面美術の領域で、国際的にも通用する若い作家を支援するため1994年より毎年開催されている「VOCA展」。全国の美術館学芸員や研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式で、全国各地から優れた才能が紹介されてきた。


 29回目となる今回は大賞のVOCA賞が川内理香子に、奨励賞が鎌田友介と近藤亜樹に、佳作賞が谷澤紗和子と堀江栞に与えられた。また、大原美術館が同館独自の選考を経て決定する大原美術館賞には小森紀綱が選ばれている。これら受賞者も含めた全作家が一堂に会する「VOCA展」が上野の森美術館で開幕した。会期は3月30日まで。


 今回の選考委員は家村珠代(選委員長/多摩美術大学教授)、荒木夏実(東京藝術大学准教授)、植松由佳(国立国際美術館学芸課長)、川浪千鶴(インディペンデント・キュレーター)、前山裕司(新潟市美術館館長)の5名が努めた。


 川内理香子のVOCA賞受賞作品《Raining
Forest》は、川内が2018年から制作している「Mythology(神話)」シリーズのひとつ。ペインティングナイフでジャガーを描いた大型作品で、食への興味や違和感をベースに、行為としてのドローイングを意識しながら続けてきた川内の手つきがありありと伝わる作品だ。


 あるときは自然と人間を結合させ、あるときは分断する、ジャガーという存在の両義性に注目して本作を制作した川内。「肉体と精神の狭間で揺れ、自己と他者の曖昧さを保有する身体とも重なり、物質とイメージや思考の結合である絵画という媒体の中で鎮座する」と本作について述べている。



 川内を推薦した千葉市美術館学芸員の森啓輔は次のように選考理由を述べている。「自己と他者、内部と外部といった境界が曖昧な内臓の襞のようであり、グローバル化と分断が支配する現代に多層的な問題を提起している」。

 VOCA奨励賞は鎌田友介と近藤亜樹だ。鎌田の受賞作《Japanese Houses(Taiwan / Brazil / Korea / U.S. /
Japan)》は調査を踏まえたうえで、床の間を模した構造に台湾、朝鮮半島、ブラジルにおける日本家屋の現在や、焼夷弾実験用の日本家屋をコラージュ。推薦者の福岡市美術館学芸員の正路佐和子は「現代日本社会の歴史の忘却に抗う行為といえる」と評した。


 近藤の受賞作《ぼく
ここにいるよ》は、子供が「ここにいる」ことの不思議と感謝から絵筆を持った作品だという。推薦者の高松市美術館学芸員の毛利直子は「こどもが社会的存在となる過程における『個』の見失いを危惧する近藤だからこそ、かけがえのない命のあるがままを描き続ける」とその制作姿勢を評価した。

 佳作賞の谷澤紗和子と堀江栞。谷澤の《はいけい ちえこ
さま》は、洋画家、紙絵作家であり、詩人・高村光太郎の妻としても知られる高村智恵子をめぐる連作だ。愛知県美術館学芸員の中村史子は本作の推薦理由を次のように述べている。「谷澤は、智恵子が『青踏』に寄せた鈴蘭の絵をモチーフに取り入れる。そして女性の表現者に対する固定概念を変えようと試みる」。


 《後ろ手の未来》は、パリ留学時代に人間というモチーフに取り組み始めた堀江の作品。推薦者である原爆の図丸木美術館の岡村幸宣は次のように評している。「長い歴史をもつ絵画の領域をひたむきに歩む姿勢は、時代や地域的な傾向を超越し、主題の普遍性を際立たせる。孤独ゆえの連帯と継承を示唆する精神と表現の結晶は、今日、人間の像を描く本質的な意味を考えさせられる」。



 大原美術館賞の小森紀鋼は、古今東西の美術、宗教、哲学などを組み合わせて独自の物語を表現。受賞作《絵画鑑賞》について、静岡大学専任講師の立花由美子は、小森の絵画の知識と技術を評価したうえで「一つの画面の中の異なる物語を、あたかも『一つの物語』であったかのように調和をもってまとめている」と述べている。


 会場では受賞者以外にも気鋭の作家の作品が揃う。なかでも、架空の画家が描いたとされる作品を制作するユアサエボシの、昭和期の日米の関係をも示唆するようなモチーフが描かれた作品《夢》や、19世紀に描かれたとされる《琉球交易港図屏風》を参照しながら、琉球の歴史と誰もが知る沖縄像を視覚的な対比として表現した泉川のはなの《南国遊覧之図》などに注目したい。


 また、過去の絵画を支持体に、時間の蓄積を積層として表現する野原万里絵《知覚の標本》や、インターネット上で収集した3DCGの素材を彫刻として構成して撮影することで、仮想空間における実存の在り処を揺るがす平田尚也《Shelf
under the Moutain》など、ほかにも新たな平面表現への挑戦を感じさせる作品を会場では見ることができる。


 「いま」を感じられる作家たちの作品が出揃った本展で、平面の表現における現在地を探ってみてはいかがだろうか。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/20337fef1961e75dcb2901a8b5434442ce69a38c

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 被害者「問題解決には程遠い」 旧ジャニーズ被害者らが会見
    2024-05-29

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    日テレ、意思疎通できず信頼喪失 「セクシー田中さん」の調査結果
    2024-05-31

    小学館も来週に報告書公表
    2024-05-31

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    森鷗外の教師像に迫る 研究の「盲点」、記念館で特別展 学生の評判も紹介
    2024-06-01

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    アレクサンダー・カルダー個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が開催
    2024-06-04

    彫刻の森美術館で「舟越桂 森へ行く日」が開催へ
    2024-06-05

    「犬派?猫派?」(山種美術館)開幕レポート。初公開から名作まで勢揃い
    2024-06-04

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    田名網敬一「TANAAMI!! AKATSUKA!! / 45 rpm」展、集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーで開催
    2024-06-04

    「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」開催決定
    2024-06-04

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    「Osaka Art & Design 2024」(大阪市内)開幕レポート。何気ない日常のなかで多様なカルチャーに触れる
    2024-06-06

    藤井八冠、5連覇へ白星発進 将棋棋聖戦、山崎八段破る
    2024-06-06

    長山智美 デザイン狩人|HAY DOGS♡
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛