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<今月見るべきアート展>森美術館で開催中の『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』
2023-05-19
<今月見るべきアート展>森美術館で開催中の『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』

注目の展覧会を紹介する本企画。今月は森美術館で開催中の『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』に出展している演出家・アーティストの高山明にフォーカス


 創作ユニット「Port B」を率いる演出家・アーティスト、高山明の作品は、演劇的な考え方やアイデアをベースにしながらも、一般的な舞台作品とはだいぶ趣が異なる。2017年からドイツや日本、香港などの都市で展開している《マクドナルドラジオ大学》は、文字通り、マクドナルドを大学に変えてしまおうという試みだ。実際のマクドナルド店舗(あるときはマクドナルドを模したスペース)で、観客は、ハンバーガーなどの商品とともに数十種類の「講義」をオーダーでき、手渡されるポータブルラジオや自分自身のスマートフォンを介してそれを聴講する。ただ、普通の講義と違い、教授となっているのは移民や難民の人たち。「哲学」や「スポーツ学」といった講義は、すべて彼らの体験、経験が凝縮された内容で、独自性とバラエティに富んだものだった。
 2017年から18年に行った《東京修学旅行プロジェクト》は、2泊3日の東京観光ツアー型作品。タイや中国、台湾といったアジアからの修学旅行生が実際に訪問する(あるいは、訪問するかもしれない)スポットを旅程に組み込んだものであり、参加者は、アジア各国から見た東京を体験していく。このプロジェクトは、その後、日本に住むクルド難民や中国残留孤児などをツアーガイドにした《新・東京修学旅行プロジェクト》(2018年~)に発展した。
「都市を学びの場に変える」作品だ。ただ、そうした作品のあり方は、じつは、演劇の根本と深いところで結びついている。そのことに高山が、あらためて気がついたのは、アテネの最古の劇場・ディオニソス劇場を訪れたときだった。「ディオニソス劇場は、アクロポリスの丘の斜面に客席があり、そこから見下ろすように舞台が設けられています。その舞台の奥は開かれていて、客席からはさらにアテネの街が一望できる。そこで思ったのは、『当時の観客は、客席にいながら舞台と一緒にその後ろにある街を見ていたんだ』ということ。つまり、舞台は、街のこと、そこでの営みについて考えるための媒介になっていたということです」

「シアター」の語源は、ギリシア語の「テアトロン」。もともと「客席、見る場所」を意味する言葉だ。「観客の体験が、演劇の実質であるということ。そうした観客論的な発想が、僕の作品の大きな軸のひとつです。そして、もうひとつが演技論的な発想。どういうことかというと、演劇の根本には、モノマネがある。演劇では、洋の東西を問わず、俳優がある人物を役としてマネるわけです。つまり、演劇は、何かを模倣するメディアであると言えるのですが、僕の場合は、モノマネの概念を少し広げて、作品やプロジェクトに拡張して考えています。たとえば、《マクドナルドラジオ大学》は大学の模倣、《東京修学旅行プロジェクト》は、修学旅行の模倣。そうやって既存のものをマネること、そして観客に『やり直し』の体験を促しながら、知っていたつもりの都市やもの、人に対する別の見方を提供する。それが、僕がやっていることです」

 森美術館で開催中の『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』展では、これまで高山の創作ユニット「Port B」が展開してきた作品のうち、東京を舞台にしたプロジェクトをドキュメント形式で見せる。

画像すべて/高山 明 展示風景:「ワールドクラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」森美術館(東京)2023年

高山明(AKIRA TAKAYAMA)
演出家・アーティスト。1969年生まれ。ドイツでの演劇活動を経て帰国。2003年に演劇ユニット「Port B(ポルト・ビー)」を結成。実際の都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、現実社会に介入する活動を世界各地で展開している。著書に『テアトロン: 社会と演劇をつなぐもの』(河出書房新社)

森美術館開館20周年記念展
『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』
@森美術館
開催中。2023年 9月24日(日)まで

BY MASANOBU MATSUMOTO

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/8e79c1b3e5b91805fae5ca2279c1d8b2545a80a9

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