• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
【古典俳諧への招待】夏河を越すうれしさよ手に草履(ぞうり) ― 蕪村
2023-07-03
【古典俳諧への招待】夏河を越すうれしさよ手に草履(ぞうり) ― 蕪村

深沢 了子
俳句は、複数の作者が集まって作る連歌・俳諧から派生したものだ。参加者へのあいさつの気持ちを込めて、季節の話題を詠み込んだ「発句(ほっく)」が独立して、17文字の定型詩となった。世界一短い詩・俳句の魅力に迫るべく、1年間にわたってそのオリジンである古典俳諧から、日本の季節感、日本人の原風景を読み解いていく。第32回の季題は「夏の川」。
夏河を越すうれしさよ手に草履(ぞうり) 蕪村
(1754~1757年の作、『蕪村自筆句帳』所収)

蕪村は39歳から3年間、京都を離れて丹後の宮津(現京都府宮津市)に暮らしました。宮津の見性寺(けんしょうじ)の住職と知り合いで、寺に寄宿し画業に励んだようです。

これはその丹後時代の句です。「暑い夏の日に川を渡るうれしさよ。手に草履を持ちながら」。はだしの足にしみ通る水の冷たさ、そして川底の砂の感触も伝わってきます。ばしゃばしゃ水しぶきをあげて、まるで子供にかえったかのようです。

蕪村が書き残した資料によれば、ある僧を訪ねて日が暮れるまで語り合い、帰り際、「蝉(せみ)も寝る頃や衣の袖畳(そでだたみ)」(蝉も鳴きやみ羽根をたたんで眠る頃。お坊様も蝉の羽のように薄い衣を袖畳にしてお休みになる頃ですね、もうおいとまいたします)と詠み、続いて「家の前に細い川がさらさらと流れていたので」と説明を付けてこの句を詠んでいます。

帰り道ならば、実際に川を渡ったのは、夕暮れ時だったのかもしれません。けれども蕪村は句を整理するときに、川の場所を示しただけの前書(まえがき)に変えました。句の背景を読み手の想像に任せたのです。私なら真夏の昼下がりに川を渡る旅人を思い浮かべます。そのほうが「うれしさよ」が生きてくるように思うのですが、いかがでしょうか。
深沢 了子
聖心女子大学現代教養学部教授。蕪村を中心とした俳諧を研究。1965年横浜市生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。鶴見大学助教授、聖心女子大学准教授を経て現職。著書に『近世中期の上方俳壇』(和泉書院、2001年)。深沢眞二氏との共著に『芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 春夏編・秋冬編』(三弥井書店、2016年)、『宗因先生こんにちは:夫婦で「宗因千句」注釈(上)』(和泉書院、2019年)など。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/27cf7d60bc7f5ebcd3999e5b1e1fca225af78337

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
    2024-05-29

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    かど番・藤井聡太、第4局始まる 将棋、叡王戦
    2024-05-30

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    『マッドマックス:フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか? ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する
    2024-06-01

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    ポール・オースターの名言「けれどオニオンパイの味は…」【本と名言365】
    2024-06-02

    ジャスパー・モリソンの名言「…が「普通」のものより役にたつことはない。」【本と名言365】
    2024-06-03

    フジコ・ヘミングさん偲ぶ魂のピアノ旋律
    2024-06-03

    アレクサンダー・カルダー個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が開催
    2024-06-04

    akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ
    2024-06-04

    特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧
    2024-06-04

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    性被害者支援の法人設立 スマイル社
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    「安全だと誰も言わない万博」爆発事故で教職員組合 大阪府に子供無料招待中止申し入れ
    2024-06-04

    古今東西 かしゆか商店【つづら】
    2024-06-05

    今週末に見たい展覧会ベスト8。閉幕の横浜トリエンナーレから、「梅津庸一 クリスタルパレス」、石川九楊の2ヶ月連続個展まで
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛