• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
目指すは文化的装置。「ARTISTS' FAIR KYOTO 2022」が開幕
2022-01-10
目指すは文化的装置。「ARTISTS' FAIR KYOTO 2022」が開幕

メインの2会場に集う若手アーティストたち


 次世代のアーティストが世に羽ばたくきっかけづくり、また来場者とアーティストとのコミュニケーションを生み出す場として機能してきた京都のアートフェア「ARTISTS'
FAIR KYOTO」が今年、5回目の開催を迎えた。メイン会場となるのは重要文化財・京都府京都文化博物館 別館と、独特な雰囲気を持つ京都新聞ビル地下1階。


 ARTISTS' FAIR
KYOTOの特徴は、第一線で活躍するアーティストたちが「アドバイザリーボード」となり、若手アーティストを推薦するシステムだ。今年は大庭大介、加藤泉、鬼頭健吾、塩田千春、椿昇、名和晃平、宮島達男、ヤノベケンジら17組が名を連ね、46組のアーティストが選出された。

 京都府京都文化博物館 別館はペインティングなど平面作品が中心。会場デザインはこれまで同様、ドットアーキテクツが手がける。


 回数を重ねるごとにレベルが上がっているこの会場。なかでも、デジタル画像の保存をテーマにフリー素材などを石にプリントする星拳五、地元の歴史を個人的な記憶を着想源に人物がいる状況を描くミシオ、入れ子状のモチーフを平面のなかにまとめあげた山﨑愛彦らが注目株だ。

 いっぽう、京都新聞ビル地下1階には巨大なインスタレーションが中心の、見応えある空間が広がっている。


 IKEAで買った観葉植物とその肖像画を組み合わせた作品をインスタレーションとして見せる石毛健太。IKEAのバッグと人工照明で育つ植物を、現代人を取り巻く状況とリンクさせる。 


 倉敷安耶は、偏見にさらされるセックスワーカーたちのイメージを、悲劇的な結末を迎えながら「美しいもの」としていまなお多くの人々に親しまれる『ハムレット』のオフィーリアや、その姿を描いてきた過去の絵画に重ねた。


 会場でも一際目を引く巨大な「家」は油野愛子の作品だ。AIによって紡がれた文章のなかから比較的単純なものを抽出して壁面に展示。内部には身体の一部を思わせるブロンズが潜む。

清水寺での特別展覧会

 今年は新たな試みとして、アドバイザリーボードのみの展示企画が開催されることにも注目したい。


 会場となるのは、世界遺産・清水寺。西門、三重塔、経堂(重要文化財)、成就院(重要文化財・一般非公開)の4ヶ所。西門ではヤノベケンジの《KOMAINU-Guardian
Beats-》が鎮座し、三重塔(横)ではYottaによる巨大なコケシ《花子》が視線を集める。


 経堂では宮島達男がパフォーマンスの映像作品を展示。重要文化財で通常は一般非公開の成就院では、薄九保香や大庭大介、加藤泉、名和晃平ら11組の作品を見ることができる。

 なお、今回も京都の街中でサテライト展示が実施。千丸屋京湯葉本店、千總ギャラリー、藤井大丸、Artist-in-Residence
賀茂なす、ygion、mtk+、COCON KARASUMAの各会場で、それぞれの会場にあわせた個展・グループ展が開催される。各会場で会期が異なるので、詳細は
公式サイトで確認してほしい。


経済と教育の両輪を

 今回のフェアにおける大きな変化は、若手批評家育成プロジェクト「歴史・批評・芸術」が始まったことだ。年に1~2回、ARTISTS' FAIR
KYOTO出身の若手アーティストを選定し、そのアーティストに合わせた批評家を検討・選定。批評の執筆だけでなく、書籍化もするという。

 また昨年に続き、参加アーティストを支援することを目的としたアワードも実施。最優秀賞(賞金100万円)にはGoh
Uozumiが、優秀賞には岩瀬海とソー・ソウエンが選ばれた。


 作品販売だけでなく、こうした批評やアワードなど幅広いプログラムを展開するフェアは日本では珍しいと言えるだろう。ディレクターの椿は「経済と教育の両輪が必要」だとしつつ、「作品というのは、批評があって初めて歴史化される。そんな単純なこともほとんどの日本の美術関係者は理解していない。批評家育成は今後10年間かけてやっていく」と意気込みを見せる。

 アートを購入する層はコロナ以降、確実に広がりを見せており、ARTISTS' FAIR
KYOTOの注目度も高まるいっぽうだ。企業からのフェアへの寄付を募りやすくするため、ふるさと納税を活用した制度も始まり、運営にも安定感が見える。しかし椿は、日本と世界のアート界の距離は「まだまだ遠い」と危機感を抱いており、「上海やパリと肩を並べるためには、工夫を重ねてあらゆることをやっていきたい」と話す。


 「コロナ後、京都を文化として世界的に発信力のある都市にするため、いまはまだインフラ整備の段階」。見つめるのはその先の未来だ。東京ではなく、京都から世界に挑む「ARTISTS'
FAIR KYOTO」は、たんなるアートフェアという枠組みを超えた存在に変わり始めている。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/a64df757c9356aafe6e04bab4db57326136b1b20

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 美術館の裏側を伝える展覧会「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」レポート
    2024-05-29

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    むのたけじ賞、名称変更 「生前に障害者差別発言」
    2024-05-31

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    峰不二子役の増山江威子さん死去 声優、艶ある声でルパン翻弄
    2024-06-03

    IT国家の最先端研究を知って 奈良・宇陀市がエストニアへの短期留学事業
    2024-06-04

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    謎多き家形埴輪 「考古学の空白」に挑む橿考研ベテラン研究員、念願の特別展開催中
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    「安全だと誰も言わない万博」爆発事故で教職員組合 大阪府に子供無料招待中止申し入れ
    2024-06-04

    書評:「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国(近代日本)の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
    2024-06-05

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    ブリン・バン・バン・ボンが1位 ビルボード、上半期人気曲
    2024-06-06

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛