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マネは日本の美術に何をもたらしたのか。「日本の中のマネ―出会い、120年のイメージ」が練馬区立美術館で開催
2022-08-30
マネは日本の美術に何をもたらしたのか。「日本の中のマネ―出会い、120年のイメージ」が練馬区立美術館で開催

 19世紀フランスを代表する画家、エドゥアール・マネ(1832~83)の日本における受容について考察する展覧会「日本の中のマネ―出会い、120年のイメージ」が開催される。会期は9月4日~11月3日。


 本展は、日本に所在する17点のマネの油彩画(パステル画を含む)のうち7点のマネ作品を中心に、印象派や日本近代洋画、そして資料などの約100点を通して、明治から現代にかけての日本におけるマネ・イメージに迫る展覧会だ。


 マネの影響は日本における洋画黎明期の美術家や批評家たちに見られるが、断片的に指摘されることはあってもまとまったかたちで示されることはなかった。本展ではマネ作品のみならず、明治から昭和初期までに見られる作品や批評を通してマネからの影響を検証するとともに、現代の日本におけるマネ・イメージを探るために、美術家の
森村泰昌や福田美蘭の作品から、それぞれ独自の視点で展開するマネ解釈を紹介する。

 展覧会は「クールベと印象派のはざまで」「日本所在のマネ作品」「日本におけるマネ受容」「現代のマネ解釈 ―森村泰昌と福田美蘭」の4章構成。


 第1章「クールベと印象派のはざまで」では、写実主義と印象主義の中間に位置するような立ち位置にあり、どこに属する画家と考えるべきかという問題がつねにつきまとうマネという画家を検証。クールベから印象派までの作品を展覧するなかで
「モダニズムの画家」 として留まっていたマネ理解を前進させて、西洋近代美術史における位置づけを再考する。

 第2章「日本所在のマネ作品」では、日本にはじめて持ち込まれたマネ作品から、晩年における名品の1点として知られる 《散歩
ガンビー夫人》(1880-81頃、東京富士美術館)、そしてマネが数多く取り組んだ版画を紹介する。

 第3章「日本におけるマネ受容」は、石井柏亭の 《草上の小憩》
(1904)から、マネの名が初めて登場する森鷗外による著述など、明治から昭和初期にかけての絵画と批評を通して、日本におけるマネ受容を考察する。

 第4章「現代のマネ解釈
―森村泰昌と福田美蘭」は、日本の現代作家が西洋近代美術の巨匠であるマネをどのように解釈するのかを、美術家の森村泰昌と福田美蘭の作品から探る。福田に関しては新作を発表し、近年のマネ解釈を提示するという。

 マネ作品を中心に、印象派や日本近代洋画、そして資料などの約100点を通して、明治から現代にかけての日本におけるマネ・イメージに迫る展覧会が目指される。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/577c83765cff1e02fb024d7a5dcb42ce99841b44

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