囲碁の天元戦、関が初防衛 3勝2敗で伊田を下す

囲碁の天元戦、関が初防衛　3勝2敗で伊田を下す

2022-12-15

　囲碁の第48期天元戦5番勝負の第5局は15日、徳島市で打たれ、関航太郎天元（21）が282手で挑戦者の伊田篤史九段（28）に黒番半目勝ちし、対戦成績3勝2敗で天元のタイトルを初防衛した。

　関天元は天元2期獲得により、16日付で九段に昇段。今シリーズは1勝2敗から第4局、第5局を連勝し、逆転した。

　関天元は東京都出身で2017年、プロ入り。囲碁AI（人工知能）での研究に余念がなく、「AIソムリエ」の異名を取る。

　伊田九段は15年の十段に次ぐ七大タイトル獲得はならなかった。

囲碁の天元戦、関が初防衛　3勝2敗で伊田を下す

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