映画監督の小林政広さん死去 「愛の予感」「バッシング」

映画監督の小林政広さん死去　「愛の予感」「バッシング」

2022-09-06

　「バッシング」「愛の予感」などで国際的に評価された映画監督の小林政広（こばやし・まさひろ）さんが8月20日、横行結腸がんのため死去した。68歳。東京都出身。故人の遺志により葬儀は行わなかった。

　フォーク歌手として活動後、脚本家を経て1996年に監督デビュー。2005年、イラクで起きた日本人人質事件をヒントにした「バッシング」がフランスのカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された。07年には自ら主演もした「愛の予感」がスイスのロカルノ国際映画祭で最高賞の金ヒョウ賞を受賞。いずれも社会から疎外された人間を描いた。

映画監督の小林政広さん死去　「愛の予感」「バッシング」

『ボールアンドチェイン』南Q太著　評者：三木那由他【このマンガもすごい！】

ドローンサッカーで世界２位　大阪・星翔高校チーム　「世界でも通用することがわかった」

韓国HYBE傘下の代表続投　和解望む意向

幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】

〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち

芸術レベルのグッズも登場！パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」

＜今週の本棚・次回の予定＞6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版　ペルーからきた私の娘』ほか

写真家たちは強大な権力の抑圧にどう抗ったのか。バルト三国の写真家に焦点を当てる展覧会をレポート

アレクサンダー・カルダー個展「カルダー：そよぐ、感じる、日本」が開催

特別展「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ

「君たちはどう生きるか」展　第二部レイアウト編（三鷹の森ジブリ美術館）レポート。絵を描くことの営為、そして苦悩も見せる

「三島喜美代―未来への記憶」（練馬区美術館）開幕レポート。最大規模のインスタレーションも

東京都写真美術館で「今森光彦にっぽんの里山」が開催へ

「犬派？猫派？」（山種美術館）開幕レポート。初公開から名作まで勢揃い

夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も

ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】

「Osaka Art & Design 2024」（大阪市内）開幕レポート。何気ない日常のなかで多様なカルチャーに触れる

京都・祇園祭の「長刀鉾」稚児決まる　記者会見で「頑張ります」

「江戸期より後の遺構」　世界遺産目指す佐渡の金山、一部除外勧告

「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示