• 線上工具
  • - 計算器
    • 字元計數
  • - 下載
    • TikTok 下載
    • 抖音下載
  • - 網路工具
    • BASE64
    • Base64 轉圖片
    • 圖片轉 Base64
    • URL 編碼
    • JavaScript
    • 時間戳
    • Unicode 轉換器
    • JSON 格式化
    • 修改副檔名
    • 製作列表
    • CSS 優化器
  • - 加密工具
    • MD5 加密
    • 隨機生成器
  • - 圖像工具
    • 圖像壓縮
    • QR 碼生成器
    • QR 碼識別器
    • 壁紙預覽
    • 圖片 EXIF
  • - 資訊表
    • 血型遺傳
    • 服裝尺寸
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
Dr.國井のSDGs考(下) 「世界の課題」に取り組む若者に期待 東京大名誉教授・黒川清さん
2023-05-06
Dr.國井のSDGs考(下) 「世界の課題」に取り組む若者に期待 東京大名誉教授・黒川清さん

「公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)」のCEOで医師の國井修氏が、誰も置き去りにしない社会についてゲストと対談する企画の13回目は、東京大学名誉教授の黒川清氏をゲストに招いた。(下)では、日本の若者への期待とともに、GHITの成り立ちや挑戦すべきことについて語り合った。

◆質問が出ない日本の学生

國井 だめなところばかり話していても仕方ないので、今後、社会を変えていくために、若い人たちに期待することについてお聞きしようと思います。私が若い人に望むのは、まずは先生が言われている通り、自分で考えてWhyをどんどんぶつけること。コミュニケーションというのは会話から始まります。私が気になっているのは、日本の学生に講義をしても質問が出ないこと。ソウル大学に行ったとき、私の話が終わると学生たちは流暢(りゅうちょう)な英語でどんどん質問をしてきた。ところが、日本では東大や京大で講義をしても質問はほとんど来ない。やっと来たと思ったら外国人の学生で、呼んでくれた先生が、申し訳なさそうに「私から質問いいですか」ってなることも多い(笑)。

黒川 それは、「恥の文化」もあると思っているけどね。先生を困らせてはいけないって思っているのではないかな。

國井 ぼくが若い学生に言っているのは、まずは皆さん、明日からこういう講義があったら、手を挙げて質問するところからコミュニケーションの訓練を始めてくださいということです。

黒川 そのためにはやはり、先生のほうの問題がある。そして、若い人を外国に出さないとだめだね。

國井 すぐに大勢の学生を海外に出すのは難しいでしょうが、海外から優秀な若者を入れて、日本国内で多様性を図ることも大事でしょう。いい人は欧米、最近ではシンガポール、韓国や中国に留学するようで、日本に来る優秀な留学生も減っていると聞きますが。

黒川 大学を1年休んででも、学生には海外に行ってほしい。NGOでもいいし、大学への留学でもいい。いろいろな人に会ってユニークな友達が作れれば、そこからネットワークが広がっていく。もしも「国籍」を変えても日本人であることは終生、変わらないから、海外に出ることで日本の「弱いところ」、「変な」ところがわかるようになる、そして「健全な愛国心」が生まれます。そのためにも、もう少ないとは思うけど、大学には休学する学生から授業料を取るのをやめてほしいね。大学は教育機関なんだから。「休学の勧め」です。

國井 私は学生のとき1年間、ギャップイヤーを取ったんですが、自治医大だったからお金は取られなかったけれど、義務年限(卒業後に僻地=へきち=などの公的医療機関で勤務しなくてはならない年数)が増えました(笑)。

黒川 ペナルティーじゃないか、それは。考えることがせこい(笑)。

國井 入学金も授業料もただで、月にお小遣いももらっていましたから仕方ないです(笑)。でも、最近は若い人たちもスタートアップをつくったり、アフリカでビジネスやったりと元気な人たちも増えてきています。これはうれしいことですよね。

◆元気な若者が社会を変える

黒川 ぼくも、アフリカでビジネスを始めた若い日本人の話は聞いた。澁澤(健)さんと公募制でアフリカでビジネスをはじめる日本の若者に支援金を出すプログラムを作ったときに気がついたのは、半分ぐらいが女性だった。ぼくもインターネットで皆にインタビューしたけど、現地のカラフルな布を日本に持ってきて、京都で着物を作らせてそれを売るといいんじゃないかとか、面白いことを考えていた。

國井 社会を変えるには、そういう人を数人ではなくて数十人と集めて、クリティカルマス(結果を得るために必要な量)にしていくことが必要です。ある程度まで増えると社会はぐっと変わっていくところがあるので、私はそこに期待したいです。

黒川 そうだね。東大医学部の学生の企画で2時間ほど話をしたときは、「頭と心とへその下」というタイトルにしたらたくさんの学生が来てくれた。「頭」は脳の力のことで、覚えるとか学ぶこと。「心」というのは、実体験が大切ということ。やはり自分で経験したことじゃないと「心」は動かない。そして、「へその下」というのは「決める」、つまり「右か左か」を決めるということ。人の言うことを素直に聞く人もいれば反対する人もいるけれど、どちらにしても自分で決めないといけない。「右か左か」は10歳ごろには決まっている、と。

國井 私は「4つのション」が大事だと言っています。ビジョン(未来像)とパッション(情熱)とディシジョン(決断)とアクション(行動)。

黒川 ぼくの「へその下」と似たようなものだね(笑)。ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズの話にもあったね。ビル・ゲイツは最初、テクノロジーが大事で「リベラルアーツ教育は大学の教育の妨げになりかねない」と言っていたけど、スティーブ・ジョブズはアートが大事だと言った。最終的には、ビル・ゲイツもそれに同意したとか。よく知られた話です。米マイクロソフトは2018年の書籍で、「AI(人工知能)のポテンシャルを最大限に引き出すためには、リベラルアーツ教育からの学びが不可欠になる」と記しています。

國井 ゲイツや元奥さんのメリンダとは何度か会っていますが、彼らは「頭と心とへその下」に加えて、財布と手足を使っていますね。やはり世界を変えるには、考えて、実体験して、やることを決めたら、資金を動かして、行動しないといけない。これを彼らは財団(ビル&メリンダ・ゲイツ財団、以後ゲイツ財団)を作ってやっています。前職のグローバルファンドも現職のグローバルヘルス技術振興基金GHIT(ジーヒット)でも、ゲイツにはお世話になっています。

最後に、先生にお聞きしたいことがあります。先生は、私が働くGHITの初代理事長でした。その創成期の頃の夢や苦労話を少し聞かせていただけますか?

黒川 GHITは、日本政府が2013年に設立した枠組みで、その立ち上げに中心的な役割を果たしたのが私のUCLA時代の同僚の一人、タチ・ヤマダ。子供の時に米国に移り、私がUCLA教授の時にミシガン大学から2年ほどUCLAに来ました。タチは2006年から11年までゲイツ財団で国際保健プログラム総裁を務め、途上国の保健衛生の向上にさまざまなアイデアを出して、国際保健に携わる人々にインスピレーションを与えた人です。

◆注目すべきGHITの国際性

黒川 GHITのパートナーは設立時から5年間で合わせて100億円規模の資金拠出を表明しました。拠出された金額のうち日本政府(外務省と厚生労働省)が50%、日本の製薬会社(アステラス製薬、エーザイ、塩野義製薬、第一三共、武田薬品工業)が25%、ゲイツ財団が残りの25%を担いました。私は、この仕組みつくりには関与していなかったのですが、できあがる最終段階で代表理事就任を依頼され、引き受けました。その理由は、ユニークな「国際性」です。

評議会、理事会、選考委員会、リーダーシップチームは国際的なメンバーで構成されています。日本の公益法人でありながら、評議会、理事会、選考委員会などの会議は英語で行われ、運営やガバナンスに国際基準を取り入れています。私は、5年は引き受けるがこれがうまくいって、日本政府が第2期も続けることになったら、理事長を退任するつもり、立ち上げ期が私の責務と考えている、と一部には伝えておきました。

2017年6月1日、GHITの資金拠出パートナーである日本政府、民間企業、ゲイツ財団、ウェルカム・トラストは、GHITの第2期の事業に対して、2013年のGHIT設立当時の拠出額(約100億円)の2倍にのぼる200億円以上の拠出にコミットメントすることを表明しました。最初の5年間の成果が認められたということでしょう。私は日本政府が第2期の予算を確定した後に任期をもって退任させていただきました。チームとしてかなり頑張りましたし、非常にユニークな、日本では極めて珍しい貢献ができたのではないかと思っています。アフリカばかりではなく、インドなどでも投資しています。

TICAD(アフリカ開発会議)という日本政府のアフリカ支援プログラムは基本的に、4年ごとに開催されますが、これに加えて小泉総理によって野口英世アフリカ賞が設けられ、その委員長にもあたっていました。これは3、4年に一回、東京で開催されますが、今年はコロナのためにチュニスで開催され、先日、その表彰式が東京で開催されました。

◆アフリカやアジアとチーム作りを

黒川 これからの日本は、日本の政策だけではなく、ODAもそうですが、パートナーとしてのアフリカやアジアの国々とのチーム作りが大切です。グローバルヘルスに興味を抱く若い世代と話をすると、彼ら、彼女らのマインドセットがグローバルな視点に変化していくのを見て、とてもうれしく思います。私たちがそうであったように、若者の多くが、低中所得国の健康の向上に、日本の科学や技術を活用したいという思いを持つでしょうし、その思いを実現するためのグローバルなパートナーシップに魅了されることでしょう。日本の若い世代は、世界の同じ世代の人々と一緒に、世界で最も難しい課題の一つに果敢に取り組んでいくと思います。

GHITは日本の公益法人でありながら、日本の政府と医薬企業、ゲイツ財団などとタッグを組んだ国際機関としての側面やアイデンティティーを持つことで、アフリカをはじめとした途上国の人々の健康向上に成果を積み上げる、新たな企画として成長してきています。グローバルな世界の中で、グローバルヘルスの向上への日本のODAとして、そして米英を巻き込んだ国際的な産官学がパートナーとなって行動した極めてユニークな事例であり、日本の途上国の健康支援の一つのモデルとして世界に誇れるプログラムと思います。GHITのような新しい企画、プログラムに挑戦する先駆者は多くの課題に直面しますが、それらを乗り越えることで今後さらに、その成果はグローバル世界の中でも新しい、ユニークな国境を越えた産官学のプログラムのお手本の一つとなっていくでしょう。

國井 先生が創ってくださった国際機関を決して無駄にはしませんよ。新型コロナで得た教訓とチャンスもしっかりと活用してGHITを育てていきます。世界に貢献しながら、日本にも刺激を与えていきたいと思っています。本日はありがとうございました。先生とお話しできて、ますます元気が出てきました。 =おわり

(構成・道丸摩耶)

【プロフィル】國井 修

くにい・おさむ。昭和27年10月、栃木県大田原市生まれ。自治医大在学中、インドに留学し伝統医学を学ぶ。ハーバード大公衆衛生大学院留学を経て、国立国際医療センター、東京大講師、外務省課長補佐、長崎大教授などを歴任。平成18年から国連児童基金(ユニセフ)でニューヨーク本部、ミャンマー、ソマリアなどに赴任。25年から「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」の戦略・投資・効果局長を務めた。令和4年から、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)のCEO。最近の著書に「世界に飛びたて!命を救おう! グローバルヘルスを志す人 リーダーを目指す人のために」(南山堂)。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0d794589729cb6fc690106f9231be4abc44446

其他工具
  • 字元計數 TikTok 下載 抖音下載 BASE64 Base64 轉圖片 圖片轉 Base64 URL 編碼 JavaScript 時間戳 Unicode 轉換器 JSON 格式化 修改副檔名 製作列表 CSS 優化器 MD5 加密 隨機生成器 圖像壓縮 QR 碼生成器 QR 碼識別器 壁紙預覽 圖片 EXIF 血型遺傳 服裝尺寸
  • 「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    入試問題は白黒です 「わかりやすさ」「カラフル」は逆効果、自分で図を書くべし 桜井信一の攻める中学受験
    2024-05-31

    鎌倉幕府の地頭から海の武士団・松浦党に…古文書群「青方文書」からみる中世の漁業や製塩事情
    2024-06-01

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    テレ東が警察密着番組の担当者らを懲戒処分
    2024-06-03

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    千年後の未来へ 太宰府天満宮のふすま絵完成 日本画家神戸智行さん移住し10年かけ完成
    2024-06-04

    彫刻の森美術館で「舟越桂 森へ行く日」が開催へ
    2024-06-05

    ペース・ギャラリーが9月にグランドオープン。7月には特別内覧会を開催へ
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト12。山武市百年後芸術祭、版画の青春、北斎に三島喜美代まで
    2024-06-04

    「UESHIMA MUSEUM」が開館。屈指の現代美術コレクションを一般公開
    2024-06-05

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
    2024-06-05

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ
    2024-06-04

    書評:「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国(近代日本)の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
    2024-06-05

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    佐渡金山「情報照会」と勧告 世界遺産登録に可能性残す
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛