落語に全く触れず…入選4回 作家と記者の二刀流、目指すは台本大賞「殿堂入り」 文枝さん「未来は明るい」 2023-04-30 「なんや、おまはんかいな」。そんなせりふが漏れそうになったのは、2月に天満天神繁昌亭(大阪市)であった第6回上方落語台本大賞の発表会見。佳作に選ばれた藤丸紘生さん(26)=兵庫県宝塚市=は何を隠そう、僚紙デイリースポーツの若手記者なのだ。会見では自作の話を自分で取材するという、驚きの二刀流。しかも入選は4回目で、昨年は大賞に輝いた。落語も書けば記事も書く。藤丸記者って何者?(田中真治)