博多祇園山笠の縁起物「お汐井てぼ」づくり大詰め…櫛田神社、無病息災祈り
てぼは「お汐井」と呼ばれる砂を入れる小型の竹かご。山笠期間中に行われる「お汐井とり」で、法被姿の男たちが東区の箱崎浜の砂を入れて持ち帰る。玄関先などにつるし、山笠で家を出るときなどに体に砂を振りかけて身を清める。
9日は社務所で、巫女ら計7人がてぼに金色の紙垂をつける作業などを行った。巫女(21)は「皆さんの無病息災と、山笠が無事に終わることを祈りながら作った」と話していた。