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44年ぶり、歌舞伎版タカラヅカ 猿之助公演「不死鳥よ波濤を越えて-平家物語異聞-」 5月3日開演、東京・明治座
2023-04-27
44年ぶり、歌舞伎版タカラヅカ 猿之助公演「不死鳥よ波濤を越えて-平家物語異聞-」 5月3日開演、東京・明治座

 宝塚歌劇の演出を盛り込んだ明治座・市川猿之助奮闘歌舞伎公演「不死鳥よ波濤(はとう)を越えて-平家物語異聞-」が5月3日、東京・日本橋の明治座で始まる。同歌劇団の名誉理事特別顧問、植田紳爾(しんじ)さんの作品を猿之助さんが44年ぶりに演じる。猿之助さんは「一時代を築いた植田さんの作品を僕らなりに演じ、歌舞伎ならではの舞台にしたい」と意気込みを語った。

 「不死鳥-」は、壇ノ浦の戦いで戦死したとされる平知盛が一命を取り留め、宋の水軍の将、楊乾竜(ようけんりゅう)の助けで海を渡って幻の都ローランに落ち延びたというストーリー。1979年、3代目市川猿之助(現市川猿翁)が主演して大阪で初演され、大胆な設定と歌舞伎レビューが話題を呼んだ。

 作品について、猿之助さんは「タカラヅカをやりたいと言って書いてもらったので歌舞伎らしさはみじんもない。私も背中を押されて1曲歌う」と話した。

 植田さんからは人づてに、「知盛が中国に渡っても常に日本を思う心、大和魂を失わず死んでいったことを大事にしてほしい」と助言されたという。その言葉を胸に刻みつつ「植田さんといえば、『ベルサイユのばら』。派手でおもしろくて感動させて、独特の世界がある。先生にも見に来てもらって、歌舞伎役者も歌えるようになったね、と言ってもらいたい」と笑う。

 知盛を助ける楊乾竜役の中村隼人さんは「知盛を支えていけるよう、大人の役者として芝居を作っていきたい」と抱負を述べた。

 もう一つの演目「御贔屓繋馬(ごひいきつなぎうま)」は4世鶴屋南北の原作で、猿之助さんが6役早替わりを演じる。5月28日は昼夜とも同演目で、猿之助さんと隼人さんが配役を替えて務める花形公演となる。

 各部3千~1万5千円。チケットホン松竹TEL0570・000・489

(小西博美)

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/e097c3c9d8810c206bb5a2d07494eb3607269044

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