舞台は京都! ブライアン・イーノが 音と光のインスタレーションを開催。
イーノは、反復でない、途絶えることなく続き、そして常に変化する音楽を「ジェネレーティヴ・ミュージック」と名付け、発表してきた。その手法をヴィジュアルの分野に用いたのが、音と光の双方が途絶えることなく常に変化し、そしてシンクロし合う、「ジェネレーティヴ・アート」だ。
『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』では、ヴィジュアル・アート界に革命をもたらしたイーノによる、パンデミック以降、初となる大規模なインスタレーション展だ。会場となる築90年の歴史ある建築物〈京都中央信用金庫 旧厚生センター〉は、代表作《77 Million Paintings》、《The Ship》などをはじめとした、イーノの音と光のインスタレーションで彩られる。
音楽家、そして、アーティストとしての活動に加え、環境問題にも早くから取り組んできたイーノは、コロナ禍のいま、世界的文化都市である京都の地でどんなメッセージを発するのだろうか。