『路上ファイト企画大炎上の朝倉未来がファンもアンチも魅了するワケ』への皆さんの反応まとめ
格闘系ユーチューバーの頂点に君臨し、メーンチャンネルの登録者数は206万人。このほかサブチャンネルも2つ有している。動画は街のケンカ自慢とのスパーリングやドッキリ、爆買い企画など多岐にわたる。
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「早くからユーチューブに注目し、仲の良いメンバーとチームを組んで認知度を高めてきた。年収はユーチューブだけでも億単位あると言われています」(格闘雑誌ライター)
直近で物議を醸したのは11月20日に「ABEMA」で配信された『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』企画だろう。元モー娘・後藤真希の弟、後藤祐樹や会津伝説の“喧嘩屋”久保田覚、キックボクサーの現役王者モハン・ドラゴン、KAT―TUN元メンバーの田中聖とガチのストリートファイトを行うというものだ。
田中は当日負傷のため出場を辞退したが、朝倉は3人を計96秒で“瞬殺”。プロ格闘家の意地を見せたが、一方で出場者が鼻骨骨折などの大ケガを負ったことから「弱い者いじめ」「やりすぎ」などの批判も殺到した。
当初、こうした指摘を一蹴していた朝倉だったが、24日になって反省動画をアップ。
「僕目線でしか物事を考えていなかったなと、すごく反省しています。格闘技を広げるために受けたんですけど、結果的にいい広まり方ではなかったというのが、シンプルな感想で。“弱いものイジメ”をしたような映りになってしまったのは、良くなかったなと思っています」
と、頭を下げた。
「実にクレバー。アンチの声にカッとなってしまうところも客観的に判断し、立ち回りを考える。気付けばファンもアンチも朝倉未来に惑わされているんですよ」(同・格闘雑誌ライター)
反省動画を公開する前の22日には、サブチャンネル『ガチの朝倉未来』を更新し、同チャンネルの収益を動物愛護施設に寄付したことも明かしている。丁度、朝倉への批判が最高潮に達していたタイミングで、この辺りの“ガス抜き”も実に見事だ。
かと思えば、大晦日に向けての“撒き餌”も忘れない。
ツイッター上で朝倉と“犬猿の仲”で知られる格闘家の平本蓮と舌戦を展開。自身の絵を平本がボロカスにこき下ろしたところからスタート。平本が
「これはこれは素人ボコボコにして全国のいじめっ子に新たな刺激を与えてしまった朝倉未来さんじゃないですか」
と挑発すれば、朝倉も
「これはこれは1年前にボコボコにされて1度も試合しないで評論家になってしまった0勝1敗の平本くんやん」
と返した。最終的には朝倉が
「対戦相手選びすぎて、大晦日も試合しなかったら流石にまずいから俺がやってやろうか?」
と提案し、平本も
「いつでもやってやるよ」
と呼応。実現するかは不透明だが、RIZIN大晦日大会への伏線を見事作った。
「2人は本気で仲が悪いですが、それはさておき、大晦日に向けての流れができた。平本はRIZIN初戦でボロ負けしていますが、その後、米国に渡り現在MMAの特訓中。
モデル顔負けのルックスとビッグマウスで、強烈な個性を放っている。大晦日は“お祭り”なので、2人の感情むき出しのバトルを見たい人は多い。試合前のアオリ動画も相当盛り上がるものになるんじゃないですか」(スポーツ紙記者)
前出の格闘誌ライターは
「とにかく朝倉は勘が鋭い。プライベートの彼はオラオラ感ゼロで、お茶目なところもある。将来的にはRIZINの総合プロデューサーを任されることになるのではないか」
とも話す。
ファンもアンチも取り込んで格闘界の中心にいる朝倉未来。何手先まで見据えているのか――。FRIDAYデジタル