近畿の私立中学でも入試が一斉スタート
大阪市天王寺区の四天王寺中学校では、定員約270人に対し、707人が出願。最も倍率が高い医志コースで3・88倍だった。この日は午前8時前には受験生が保護者らに見送られ、緊張した表情で試験会場入り。午前9時から筆記試験に臨んだ。
例年は校門周辺に各塾の講師が集まり、声を上げて受験生を激励するが、コロナ下とあって今年も講師の人数を絞り、小声で「頑張ってね」と声援を送るに留めていた。
各府県の私学団体が中間集計として公表した平均倍率は、大阪府2・22倍▽京都府3・9倍▽兵庫県3・23倍▽奈良県4・29倍。