YouTube動画の制作者たちに迫る公立館初の大型展。日本科学未来館で特別展「動画クリエイター展」が開催
本展に参加するのは、バーチャルYoutuberのおめがシスターズ、ダイエットやメイク動画を配信する鹿の間(しかのま)、ボイストレーナーのしらスタ、授業動画を手がける葉一(はいち)、オールジャンルで動画をつくるはじめしゃちょー、ティーンクリエイターのひまひま、パフォーマンス集団のフィッシャーズ、ゲーム実況者のポッキー、料理研究家のリュウジの9組。
チャンネル登録者数が多く、工夫をこらした独自のコンテンツをつくっているクリエイター9組が参加。「自分」を発信する力や「新時代を生きるヒント」を探るという。
展覧会は3部構成。人々の暮らしを変えてきたソーシャルメディアの発展と、人々の価値観や文化の変遷を年表で振り返る「Chapter.1」、動画プラットフォームを舞台に選んだきっかけや活動に対する思い、動画を通して実現したいことなど、普段の動画では見ることのできないクリエイターたちの素顔に迫る「Chapter.2」、そして企画、撮影、編集のエリアに分かれた7種類のブースで動画制作を体験できる「Chapter.3」だ。
また、エピローグでは動画プラットフォームが提供した価値や、動画クリエイターが示した様々な可能性と「いま」を振り返るという。
なお、「動画クリエイター」をテーマにした大型の展覧会が公的なミュージアムで開催されるのは初めてとなる。