『ハイヒール・リンゴ 進むキャッシュレス 硬貨1枚でも手数料110円 欲しいのは説明』へのみんなの感想まとめ
楽天の三木谷浩史会長によると、機械のメンテナンスや人件費など、現金のコストは「5%位かかっている。」そういう説明をして頂けると我々もなんとなく納得できるのですが。ただ硬貨1枚でも手数料110円というのはいかにも高い。だからこそ有料するにあたり、きちんと説明して欲しいものです。
現在、日本のキャッシュレス化は30%ほどだそう。中国や韓国に比べたらすごく緩やかですが、銀行もネット化が進み、支店も統合されています。大通りの四つ角全てが大手銀行という昭和の風景もなくなりつつある。一等地は売却し、商業ビルの一角に銀行が入ったり、支店跡にATMだけが記念碑のように設置されたり。わざわざ銀行の窓口に足を運ぶということが少なくなってきたからなのでしょうが、なんだかさみしい気もします。
私自身のキャッシュレス化ですが、ざっくりと5000円以上ならカードを使用するようにしています。そして使ったその金額分の現金を、別袋に入れておきます。少額なら交通系やスマホ決済。だけどオートチャージだとどれくらい使っていたかわからなくなるので、自分でチャージ。昭和の人間なので使いすぎが怖いのです(笑)。ですから自身のキャッシュレス化は50%強と言うところでしょうか。
ただいまも普通に硬貨を使ったり貯めたりされているお年寄りの方や、キャッシュレスになじまない方も大勢おられると思います。私は旦那さんとの秘湯巡りが趣味なのですが、どんな田舎に行っても、郵便局は必ずある。そこでは生存権を握るお金を扱っているのです。
そうした他に選択肢のない場所にあることも多いゆうちょ銀行が、硬貨の預け入れをしかもなかなかの手数料で有料化するというのはどうなのでしょう。もちろん民営化はされていますし、硬貨の取り扱いに手間ひまがかかるのは理解できますが、主に現金や硬貨を使い続けている方がいらっしゃることを、もう一度思い出して頂きたいのです。郵便局は全ての年齢の方に、優しくあって欲しいところです。
手数料と言えば、ATMでも時間外だと必要です。自分のお金を下ろすのに!と何だかへりくつで納得いかない私は、なるべく平日の昼間に下ろすようにしています。旦那さんには「疲れたらすぐにタクシーに乗りたがるくせに、手数料の110円はケチるんだ」とからかわれますが。たかが110円、されど110円なのです。