『藤浪晋太郎に「トレード放出」の可能性 志願の先発挑戦、もし結果が出なければ...』へのユーザーの意見まとめ
今季は自身初の開幕投手を務めた藤浪だが、21試合登板で3勝3敗4ホールド、防御率5.21と不本意な成績で終わった。年俸も1100万円減の推定年俸4900万円でサイン。16年の1億7000万円から6年連続のダウンとなった。
【写真】幼少時代の藤浪
報道によると、「完全な自分のエゴで先発をやりたいというのもありますし、そのエゴを通せない程度の実力なら中継ぎでも大した成績を残せないと思っているので、自分のエゴを貫いてやります」と先発枠で勝負することを熱望したという。
■「与えられるチャンスは多くないのが実情」
プロ入団後は同期入団の大谷翔平(エンゼルス)より脚光を浴びるのは速かった。
高卒1年目から3年連続2ケタ勝利をマーク。しかし、その後は制球難で1軍定着すらままならない状況に。昨年は救援で好成績を残したが、今季は先発、救援と両方のポジションで結果を残せず、シーズン終盤はファーム暮らしが続いた。
「藤浪が志願する先発は、今季13勝で最多勝を獲得した青柳晃洋をはじめ。2ケタ勝利を挙げた秋山拓巳、伊藤将司、エースと嘱望される高橋遥人、残留濃厚のガンケル、復活を目指す西勇輝と頭数がそろっている。
さらに、救援で今季大活躍の及川雅貴も先発ローテーション入りを狙っています。近年結果を出していない藤浪に与えられるチャンスは多くないのが実情です。来年もダメだったら引き手のあるうちに他球団へトレード要員で放出する可能性があります」(スポーツ紙記者)大阪出身「地元のスター」だが... 大阪府出身で、大阪桐蔭ではエースとして3年時に史上7校目の春夏連覇を達成。新人から活躍した「地元のスター」をトレードで移籍させるのは、球団上層部も逡巡するだろう。
だが、藤浪の野球人生を考えた時に、環境を変えることが復活の転機になるかもしれない。来季は慣れ親しんだ先発で居場所を勝ち取れるか。
(中町顕吾)