『再起の賭けに敗れた石破氏、地元「見ていられなかった」』への皆さんの反応まとめ
記者団の取材に応じた石破氏は「自分としてできるかぎりのことはやった。残念だ」と述べた。党員票で上回りながらも国会議員の支持動向が選挙結果を決めた構図は、自身が安倍晋三前首相に敗れた2012年総裁選と同じ。「暮らしに苦しんでいる人と国会議員の実感に差がある。そうでないと説明がつかない」と悔しさをにじませた。
足場となる石破派は浮上のきっかけがつかめない。惨敗した昨年総裁選以降は退会が相次ぎ、27日にさらに1人の退会を発表した。
告示直前まで対応を「白紙」とし続けた石破氏には地元で不満の声も上がった。党米子市住吉支部の山垣格市支部長(83)は「出ても勝てないから出なかったように映り、見ていられなかった。どう処遇されるか分からないが、再び総裁を狙うのはきびしいと思う」と冷ややかだった。