太宰府天満宮、「四季折々変化する仮殿」設置…124年ぶりに大改修する本殿の代わり
本殿の大改修は、2027年が祭神・菅原道真の没後1125年の節目にあたることから、124年ぶりに実施。今月下旬から、檜皮葺きの屋根のふき替えなどが行われる。26年頃に完了予定。
仮殿は本殿の前に設けられ、鉄骨平屋建ての幅22メートル、奥行き15メートル、高さ8メートル。25年大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーを務める建築家の藤本壮介氏の事務所が、デザイン・設計を手がけた。緩やかに傾斜した屋根には草木が植えられ、周辺の自然と調和した造りとなっている。
西高辻信宏宮司はこの日、「四季折々、変化する特別な仮殿を多くの参拝者の方に体感していただきたい」と語った。