“カポック繊維”が叶える、植物に包まれる軽やかな眠り。〈カポックノット〉初のホームウェア。
〈カポックノット〉は、ブランド名を冠するアオイ科の植物“カポック”の繊維を用いたものづくりを行う、2019年創業のサステナブルブランドだ。
木の実由来であるからこそ木を伐採せずに済み、また動物性の素材を用いることなく、軽量かつ温かなプロダクトを生み出せる──。
実用面/環境面ともにポテンシャルが高い繊維であることは知られながらも、その軽さ、短さゆえに糸への加工が難しく、長年商品化がなされていなかったこの素材を、〈カポックノット〉は国内大手繊維メーカーとの研究開発により、特殊技術を用いた「シート」にすることに成功。
二階堂ふみ、谷尻誠・直子夫妻とのコラボレーションアイテムをはじめ、高い機能性とデザインを両立するダウン、ジャケット、ポンチョなどのアイテムを続々と送り出している。
そのブランド設立直後から構想があったというホームウェアが、2023年3月に発売した。暖かい時期には1枚で心地よく、冬には掛け布団と重ねて毛布がわりになる〈KAPOK Sleep Ket〉(第1弾は即完売、現在第2生産分を販売中)。膝掛けや子どものお昼寝といった用途にもぴったりのブランケット〈Flying Blanket〉。ブランドがファッションラインにおいて活用してきた、カポック繊維の軽さ、温かさ、心地良さを、毎日必ず訪れる“眠り”の時間にも与えてくれる。
表地の素材にもそれぞれ、ユーカリ由来の素材、コットンと植物性の素材を使用。その触れ心地、掛け心地は、まさに植物に包まれて眠るよう。美しく豊かな森や草原を想起させるものだ。
洋服をなす最小単位と言える“繊維”にまず着目し、素材のポテンシャルを最大限引き出したうえで、機能性の高いファッションアイテムにまで落とし込む。
チョコレートの世界で大きな潮流となっている「Bean to Bar(カカオ豆から板チョコレートまで)」のフィロソフィーを、ファッションのジャンルで実現する「Farm to Fashion(農園から服になるまで)」の革新的なブランドだ。