AKIO NAGASAWAの新ギャラリーで写真家・ 田原桂一の個展開催
銀座と青山を拠点に東京のアート写真シーンをけん引するAKIO NAGASAWA Galleryによる、待望の新スペースが誕生した。虎ノ門のVLC Gallery by AKIO NAGASAWAでは、こけら落としとして写真家・田原桂一の展覧会を開催。約1年の期間をかけ、4回に分けて作品を紹介するという。
現在開催中の第一期のテーマは「窓」。1974~81年、田原桂一がフランスで生活していた自宅アパートの窓を撮り続けた作品を展示する。これらは、世界最古の写真フェスティバルである「アルル国際フェスティバル」にて、77年に大賞を受賞した「窓」シリーズであり、日本と異なるフランスの刺すような鋭い光に衝撃を受けて写真家活動をスタートさせた田原の代表作でもある。
心が揺れ動くほどの鮮烈な光を、新ギャラリーでぜひ感じてみたい。