「北九州国際映画祭」アンバサダーはリリー・フランキーさん…再開目指す小倉昭和館でも上映
映画祭は市などでつくる実行委員会が12月13~17日に開催。アンバサダーには、同市出身の俳優リリー・フランキーさん(59)が就任した。初日は同区の小倉城前で、上映作品の監督や出演者らが参加するレッドカーペットイベントを行う。
オープニング作品は、小倉を舞台にした「無法松の一生」(1943年)の4Kデジタル修復版と、同作に関するドキュメンタリー「ウィール・オブ・フェイト~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~」(2020年)。8月1~31日に市民から「青春の1本」を募り、回答が多かった作品も上映するという。
また、27日に開かれた実行委では、映画祭の期間中に特別企画として、同市出身で昨年3月に亡くなった映画監督の青山真治さんと、同市ゆかりで今年2月に亡くなった漫画家の松本零士さんの追悼上映会を開くことも決めた。