「手塚治虫×カプコン」が競演…クリエイターの描き下ろしイラストやキャラクターの原画も
企画展は「テヅカプファイティングユニバース CAPCOM vs. 手塚治虫CHARACTERS」。カプコンと手塚プロそれぞれのクリエイターが、互いのキャラクターを素材に表現したコラボレーション展示がある。カプコン側は「鉄腕アトム」に登場する地上最大のロボット「プルートウ」や「ブッダ」、手塚プロ側は、カプコンを代表する「リュウ」などを描いた。
このほか、1987年のストリートファイター誕生からシリーズ最新作までカプコンのゲームの歴史を、長さ8メートルにわたるビジュアルな年表で紹介。普段目にすることができないゲーム開発の企画書や、キャラクターの原画も並べている。
展示総数は約300点で、同館の担当者は「対戦格闘ゲームの先駆者と、漫画の分野で常に挑戦を続けた巨匠。開拓者精神が共通しており、会場でその一端を感じてほしい」と話している。
10月29日まで。入館料は大人700円、中高生300円、小学生100円。月曜休館だが、8月末までと祝日と重なる場合は開館。問い合わせは記念館(0797・81・2970)。