原爆資料館、入館者数は40万人 21年度、コロナ影響で低調続く 2022-04-10 広島市の原爆資料館は11日、2021年度の入館者数が約40万6千人だったと発表した。修学旅行での来館が増えて前年度より2割増となったものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休館の影響で、大幅な回復には至らなかった。年間100万人以上が訪れていたコロナ禍前と比較すると低調が続いている。 資料館は21年度、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴い計150日休館した。ただ、修学旅行が盛んな秋に開館していたことや、広島市を訪問先に選ぶ学校が増えたことなどから、子どもの団体入館者数が前年度より8割増えた。 外国人入館者数は約1万4千人。