『三浦知良、来季も現役続行か 横浜FCも「カズが必要」と考えるワケ』へのみんなの感想まとめ
【写真】あれからもう4年。2017年3月、Jリーグ史上初の50歳ゴールを決め、笑顔で「カズダンス」を披露する三浦知良「今季出場した1試合も残り1分で投入されており、ファンサービスとしての出場とも言えます。技術はそこまで衰えていないが、体力や瞬発力はJ1やJ2のカテゴリーでは通用しなくなってきている。普通の選手なら10年以上前に戦力外通告を受けていてもおかしくない。
ただ、横浜FCにスポンサーが付くのはカズがいるからという側面もある。J2に降格したうえに、カズがチームを離れれば、多くの企業が撤退する可能性が出てくる。そうなれば、資金力がなくなり、新たに良い選手が取れないだけでなく、今いる選手も横浜FCから離れていく。そういう意味で、カズはチームに必要な存在でもあるんです」(スポーツライター・以下同)
問題はこの現状をどう考えるかだろう。『それもプロとしてありだ』と思う人もいれば、『スター選手なのだから引き際を大切にしたほうがいい』と言う人もいる。辛口で知られるサッカー解説者のセルジオ越後氏は12月3日、自身のYouTubeチャンネル『蹴球越後屋』を更新し、カズへの意見を述べている。
「何世代もカズという名前を覚えている」など日本サッカーに残してきた功績を称えた上で、「プレーヤーとしてはもう無理。1シーズンに1点も取らないフォワードって、責任問題じゃないですかね、雇っているほうの」と語った。「カズ自身も身の振り方に悩んでいる。誰よりも試合に出たいのは本人ですし、J3や地域リーグへの移籍も検討していないわけではないようです。ただ、来年2月で55歳を迎える身体を考えた時、ケガをした場合などのバックアップ体制が整っているJ2以上のチーム、つまり横浜FCでのプレーが最適。
J3以下になれば、サッカーをする環境は1ランクも2ランクも下になる。身体が第一ですから、オファーがある限り、横浜FCでプレーするでしょう。残留すれば一定の批判は出てくると思いますが、それも覚悟の上でしょう」(同前)
30代後半の頃、いつまでサッカーを続けたいかと聞かれ、「還暦まで」と冗談っぽく答えていたカズ。雑音を封印するためにも、とにかくゴールが欲しい。