箱根の「星の王子さまミュージアム」が来年3月で閉館へ。「コロナ禍による来園者の減少や建物の老朽化」のため
同館は、フランスの作家・サン=テグジュペリの生誕100年を祝した世界的記念事業の一環として、1999年6月に開館。『星の王子さま』をテーマにした世界唯一の美術館で、サン=テグジュペリの生涯をたどりながら作品の世界観を味わえるミュージアムだ。
フランスの街並みを模した通りや、ガーデンデザイナーの吉谷桂子がプロデュースしたヨーロピアン・ガーデンも楽しむことが可能。また、レストラン「ル・プチ・プランス」では、『星の王子さま』の世界をイメージした料理が堪能でき、ファンにとっては嬉しい空間となっていた。
同館は2004年以降、TBSの関連会社であるTBSトライメディアが運営していた。公式サイトの発表によれば、閉館の理由を「コロナ禍による来園者の減少や建物の老朽化」としている。